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J-GLOBAL ID：201402268170086990   整理番号：14A1132285

仙台湾から茨城県沖における海底堆積物中の放射性セシウム分布

著者 (20件)： 安倍大介 (水研セ 中央水研) ,  筧茂穂 (水研セ 東北水研) ,  伊藤進一 (東大 大気海洋研) ,  田所和明 (水研セ 東北水研) ,  奥西武 (水研セ 東北水研) ,  藤本賢 (水研セ 中央水研) ,  宇田川徹 (水研セ 水工研) ,  青木一弘 (水研セ 中央水研) ,  黒田寛 (水研セ 北水研) ,  瀬藤聡 (水研セ 中央水研) ,  竹内一浩 (いであ) ,  重信裕弥 (水研セ 中央水研) ,  小埜恒夫 (水研セ 中央水研) ,  帰山秀樹 (水研セ 中央水研) ,  三木志津帆 (水研セ 中央水研) ,  澤田英樹 (京大) ,  斉藤肇 (農林水産技会) ,  八木宏 (水研セ 水工研) ,  森田貴巳 (水産総合研究セ) ,  渡邊朝生 (水研セ 中央水研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2014  号： 秋季  ページ： 205  発行年： 2014年09月01日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所事故による海底の放射性セシウム分布を把握するため,2013年8月の仙台湾に緯度・経度5分格子の堆積物採取調査を実施した。相対的に高い放射性セシウム濃度を持つ堆積物は,沿岸や牡鹿半島から南方へ,環状に分布しており,一方で仙台湾の中央部では相対的に濃度が非常に低かった。得られた濃度と堆積物の粒径には比較的高い負の相関関係が見られたほか,数値モデルによる,事故後数か月間の底層における放射性セシウムの汚染水の積算分布にも正の相関関係が見られた。この結果は汚染水の供給と粒径依存のセシウム吸着能力が濃度分布形成の主要因であると同時に,濃度分布が事故後早い段階で形成された可能性を示唆する。(著者抄録)

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  *セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  *セシウム137 ,  *海底堆積物 ,  粒度分布 ,  *放射能汚染 ,  海洋汚濁 ,  空間分布 ,  数値解析 ,  拡散 ,  *北西太平洋
準シソーラス用語： セシウム134 ,  移流拡散 ,  時空間変動 ,  仙台湾 ,  福島原発事故 ,  放射性セシウム

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 仙台湾 ,  茨城 ,  海底堆積物 ,  放射性セシウム ,  分布