文献

J-GLOBAL ID：201402269652820370   整理番号：14A1262332

EuドープYAGからの光ルミネセンスの熱安定性とアニーリング挙動

Thermal stability and annealing behavior of photoluminescence from Eu doped YAG

著者 (5件)： KIYOKAWA Yuka (Graduated School of Engineering, Toyo Univ., 2100 Kujirai, Kawagoe, Saitama 350-8585, JPN) ,  INOUE Hirofumi (Fac. of Sci. and Engineering, Toyo Univ., 2100 Kujirai, Kawagoe, Saitama 350-8585, JPN) ,  KATSUMATA Toru (Fac. of Sci. and Engineering, Toyo Univ., 2100 Kujirai, Kawagoe, Saitama 350-8585, JPN) ,  KOMURO Shuji (Fac. of Sci. and Engineering, Toyo Univ., 2100 Kujirai, Kawagoe, Saitama 350-8585, JPN) ,  AIZAWA Hiroaki (Fac. of Sci. and Engineering, Toyo Univ., 2100 Kujirai, Kawagoe, Saitama 350-8585, JPN)
資料名： Optical Materials  (Optical Materials)
巻： 37  ページ： 493-497  発行年： 2014年11月 
JST資料番号： W0468A  ISSN： 0925-3467  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 浮遊帯融解法を用いてEu₂O₃添加Y₃Al₅O₁₂(YAG)結晶を成長させ,蛍光熱センサ応用のためのPLの熱安定性及びアニーリング挙動を評価した。成長雰囲気のO₂濃度及び空気中アニーリングにより,成長した結晶の色は深紫色から無色まで変化した。UV励起下の結晶から,Eu³⁺イオンによるλ=590,607,624,647,709nmにピークを持つ光ルミネセンス(PL)が観測された。成長直後の結晶で観測されたPL強度の異常温度依存性は,熱サイクルを通じたアニーリングにより大きく改善された。光吸収スペクトルのアニーリング挙動から,残留Eu³⁺イオンが,EuドープYAG結晶の脱色及び異常温度依存性の改善の原因となることを示唆した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *イットリウムアルミニウムガーネット ,  *ユウロピウム ,  ドーピング ,  *光ルミネセンス ,  *熱処理 ,  *結晶成長 ,  紫外線照射 ,  可視発光スペクトル ,  光吸収スペクトル ,  温度依存性 ,  *温度計 ,  *熱安定性
準シソーラス用語： *蛍光温度計 ,  浮遊帯融解法

分類 (3件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  酸化物の結晶成長  (BK13050I) ,  温度測定,温度計  (AD06010K)

タイトルに関連する用語 (7件)： Eu ,  ドープ ,  YAG ,  光ルミネセンス ,  熱安定性 ,  アニーリング ,  挙動