抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高性能な電子機器のVLSI設計に更なる高速化技術が求められている。本論文は,既存の配線設計をより最短化する新配線法MANGIRO(Maze and Global Interconnection Router)による信号伝搬時間短縮を提案するものである。MANGIROは,クリティカルパス上の信号(特定ネット)を再配線により短縮するもので,1)冗長配線の最短経路の推定と,2)最短経路に冗長幅Rdを持たせた配線領域Rの生成,および3)同R内で迷路配線法による再配線により,最短化を目指す。実験では,回路全ネットの最大長のネット1%程度に適用し,MANGIROの配線長と元の配線長を比較した。その結果,配線長を6.0~14.5%短くすることができ,遅延相当で10~25%の配線遅延改善が期待できる。(著者抄録)