特許
J-GLOBAL ID:201403010156557472

コンテンツ配信方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  石原 隆治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-261411
公開番号(公開出願番号):特開2012-114649
特許番号:特許第5506640号
出願日: 2010年11月24日
公開日(公表日): 2012年06月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 IP(Internet Protocol)ネットワークに接続するいくつかのオーバレイノードによって構築される論理網であるオーバレイネットワークを構成し、該オーバレイノードのうち、コンテンツキャッシュ機能を有するノードであるキャッシュオーバレイノード、全てのコンテンツを保持するノードであるオリジナルノード及び管理サーバからなるシステムにおけるオーバレイネットワークを用いたコンテンツ配信方法であって、 前記管理サーバは、 配信要求ユーザ装置からコンテンツmの要求を取得すると、キャッシュオーバレイノードと該ノードが保持するコンテンツを対応付けて保持するコンテンツ保持リスト記憶手段を参照して、オリジナルノード及びキャッシュオーバレイノードの中から、該コンテンツを保持するノードを探索し、その中でユーザとのホップ数(中継ルータ数)が最も小さいノードを、オーバレイノードの位置情報を管理するオーバレイノード位置記憶手段を参照してコンテンツ配信元ノードとして選択し、前記オーバレイノードに通知するノード選択ステップを行い、 前記オーバレイノードは、 前記コンテンツ配信元ノードと前記配信要求ユーザの間の経路を決定する経路決定ステップと、 決定された経路に従ってコンテンツを配信するコンテンツ配信ステップと、 コンテンツ配信経路上に、キャッシュオーバレイノードが存在すれば、そこに該コンテンツをキャッシュするコンテンツキャッシュステップと、 を行い、 前記オーバレイノードにおける前記経路決定ステップにおいて、 予め、オーバレイネットワークのどのオーバレイノード間に論理リンクが張られているかを示すトポロジが決められているとき、 前記オーバレイノード間に張られたオーバレイリンクの遅延時間、パケット損失率、利用可能帯域のいずれか、またはその組み合わせからなるメトリックを一定周期毎に測定して前記管理サーバに通知すると共に、他のオーバレイノードまたは該管理サーバから取得したメトリックをトポロジ記憶手段に格納し、 前記オーバレイノードiとjの間におけるt番目の測定周期の該メトリックをqt(Li,j)とし、前記コンテンツ配信元ノードを発信元オーバレイノードs、配信要求ユーザに最も近いオーバレイノードを着信先オーバレイノードdとし、該ノードsかつ該ノードd両方と論理的につながっているノードの集合を前記トポロジ記憶手段から読み出し、該ノード集合をVs,dとし、該ノードsと該ノードdの間に論理リンクが存在する場合は、 該ノードsと該ノードdの間に論理リンクが存在しない場合は、 とし、 を中継ノード集合とし、 前記オーバレイノードsと前記オーバレイノードd間においてn番目のコンテンツ配信フローが発生したら、 (但し、nはフロー番号、βは予め定める定数であり遅延時間およびパケット損失率の場合は0<β<1、利用可能帯域の場合はβ>1であり、kは選択された中継ノード、qt(Ls,k)はノードsと中継ノードk間のt番目の測定周期の品質、qt(Lk,d)は中継ノードkとノードd間のt番目の測定周期の品質、 は、直近のメトリック観測値qtを用いて計算される値) により決定される確率に基づいて、中継ノード集合の中から中継ノードkを選択し、 前記コンテンツ配信元ノードsは前記中継ノードkへ一旦パケットを転送し、 前記中継ノードkにおいてパケットを着信先のオーバレイノードdに転送する ことを特徴とするオーバレイネットワークを用いたコンテンツ配信方法。
IPC (2件):
H04L 12/725 ( 201 3.01) ,  G06F 13/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04L 12/725 ,  G06F 13/00 540 B
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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引用文献:
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