特許
J-GLOBAL ID:201403050099381054

音声合成装置および音声合成プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-225787
公開番号(公開出願番号):特開2012-078708
特許番号:特許第5503484号
出願日: 2010年10月05日
公開日(公表日): 2012年04月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 かな文字キー、濁点キー、半濁点キー、ア行小文字キー、ヤ行小文字キーおよびタ行小文字キーからなる各文字キーを備える文字入力装置の入力内容に対応した音声を合成する音声合成装置であって、 前記かな文字キーが押下されている状態を検出することで、前記かな文字キーのキーコードで特定される清音文字または撥音文字を判別する清音撥音判別手段と、 前記かな文字キーおよび前記濁点キーが同時に押下されている状態を検出することで、前記かな文字キーおよび前記濁点キーのキーコードで特定される濁音文字を判別する濁音判別手段と、 前記かな文字キーおよび前記半濁点キーが同時に押下されている状態を検出することで、前記かな文字キーおよび前記半濁点キーのキーコードで特定される半濁音文字を判別する半濁音判別手段と、 前記かな文字キーおよび前記ア行小文字キーが同時に押下されている状態、または、前記かな文字キーおよび前記ヤ行小文字キーが同時に押下されている状態を検出することで、前記かな文字キーおよび前記ア行小文字キーのキーコード、または、前記かな文字キーおよび前記ヤ行小文字キーのキーコードで特定される拗音文字を判別する拗音判別手段と、 前記かな文字キーおよび前記タ行小文字キーが同時に押下されている状態を検出することで、前記かな文字キーおよび前記タ行小文字キーのキーコードで特定される促音付き音節文字を判別する促音付き音節判別手段と、 清音、撥音、濁音、半濁音、拗音および促音付き音節からなる各音節の音声波形を記憶する音声波形記憶手段と、 前記音声波形記憶手段から、前記清音撥音判別手段、前記濁音判別手段、前記半濁音判別手段、前記拗音判別手段および前記促音付き音節判別手段からなる各判別手段によって判別された前記清音文字、前記撥音文字、前記濁音文字、前記半濁音文字、前記拗音文字および前記促音付き音節文字からなる各音節文字に対応する前記音声波形を抽出することで音声を合成する音声合成手段と、を備え、 前記文字入力装置から、前記キーコードの他に、それぞれのキーが押されたことを示すメイクコードと、それぞれのキーが離されたことを示すブレイクコードと、が入力される場合において、 前記文字入力装置から、前記メイクコードおよび前記ブレイクコードが入力されたか否かを監視するとともに、前記メイクコードが入力された場合は、繰り返し開始信号を生成して前記音声合成手段に出力し、前記ブレイクコードが入力された場合は、繰り返し終了信号を生成して前記音声合成手段に出力する繰り返し信号出力手段と、 前記各音節の音声波形のうち、母音に相当する区間における一定周期分の波形を示す繰り返し波形を記憶する繰り返し波形記憶手段と、を備え、 前記音声合成手段は、前記音声波形記憶手段から、前記各音節文字に対応する前記音声波形を抽出し、かつ、前記繰り返し信号出力手段から前記繰り返し開始信号が入力された場合は、前記繰り返し波形記憶手段から、前記各音節文字に対応する前記繰り返し波形を抽出し、前記繰り返し信号出力手段から前記繰り返し終了信号が入力されるまで、前記音声波形の繰り返し区間で前記繰り返し波形を繰り返し連結することで音声を合成するとともに、 前記文字入力装置がアクセント下降キーと、アクセント上昇キーと、アクセント区切りキーと、をさらに備える場合において、 前記文字入力装置から、前記各文字キーのキーコードの前に、前記アクセント下降キーのキーコード、前記アクセント上昇キーのキーコードまたは前記アクセント区切りキーのキーコードが入力されたか否かを監視するとともに、前記アクセント下降キーのキーコードが入力された場合は、アクセント下降信号を生成して前記音声合成手段に出力し、前記アクセント上昇キーのキーコードが入力された場合は、アクセント上昇信号を生成して前記音声合成手段に出力し、前記アクセント区切りキーのキーコードが入力された場合は、アクセント区切り信号を生成して前記音声合成手段に出力するアクセント信号出力手段を備え、 前記音声波形記憶手段は、 前記各音節の低アクセントの音声波形を示す低音声波形を記憶する低音声波形記憶手段と、 前記各音節の高アクセントの音声波形を示す高音声波形を記憶する高音声波形記憶手段と、からなり、 前記音声合成手段は、 前記アクセント信号出力手段から前記アクセント下降信号が入力された場合は、前記低音声波形記憶手段から、当該アクセント下降信号が入力された後に前記各判別手段によって判別された前記各音節文字に対応する前記低音声波形を抽出することで音声を合成し、 前記アクセント信号出力手段から前記アクセント上昇信号が入力された場合は、前記高音声波形記憶手段から、当該アクセント上昇信号が入力された後に前記各判別手段によって判別された前記各音節文字に対応する前記高音声波形を抽出することで音声を合成し、 前記アクセント信号出力手段から前記アクセント区切り信号が入力された場合は、前記低音声波形記憶手段から、当該アクセント区切り信号が入力された後に前記各判別手段によって判別された一文字目の前記各音節文字に対応する前記低音声波形を抽出し、前記高音声波形記憶手段から、当該アクセント区切り信号が入力された後に前記各判別手段によって判別された二文字目以降の前記各音節文字に対応する前記高音声波形を抽出することで音声を合成することを特徴とする音声合成装置。
IPC (3件):
G10L 13/02 ( 201 3.01) ,  G10L 13/06 ( 201 3.01) ,  G10L 13/08 ( 201 3.01)
FI (5件):
G10L 13/02 110 C ,  G10L 13/02 110 A ,  G10L 13/06 210 A ,  G10L 13/06 240 Z ,  G10L 13/08 124
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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