特許
J-GLOBAL ID:201403082765738808

基本周波数モデルパラメータ推定装置、方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人太陽国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-003585
公開番号(公開出願番号):特開2014-134730
出願日: 2013年01月11日
公開日(公表日): 2014年07月24日
要約:
【課題】フレーズ指令とアクセント指令の非負性に関する制約を用いて、藤崎モデルのパラメータを推定することができるようにする。【解決手段】基本周波数抽出部2によって、音声信号の時系列データから、観測基本周波数系列^yを抽出し、有声無声区間推定部3によって、各時刻kにおける基本周波数の不確かさの度合いを推定し、初期値設定部4によって、指令関数^oの初期値、及びパラメータ群θの初期値を設定する。指令状態系列事後確率更新部5によって、指令状態系列^sの事後確率P(^s|^y,^o’、θ’)を計算し、モデルパラメータ更新部6によって、対数事後確率logP(^o,θ|^y)を目的関数として、非負値である指令関数^o、及びパラメータ群θを更新する。予め定められた収束条件を満たすまで、指令状態系列事後確率更新部5による計算、及びモデルパラメータ更新部6による更新を繰り返し行う。【選択図】図3
請求項(抜粋):
音声信号を入力として、隠れマルコフモデルの各時刻kの状態skからなる指令状態系列^sと、各時刻kにおける甲状軟骨の平行移動運動によって生じる基本周波数パターンを表すフレーズ指令up[k]及び甲状軟骨の回転運動によって生じる基本周波数パターンを表すアクセント指令ua[k]のペア^o[k]からなる指令関数^oと、各時刻kにおける状態skに応じたフレーズ指令の振幅Ap[k]及び各アクセント指令nの振幅Aa(n)を表すパラメータ群θとを推定する基本周波数モデルパラメータ推定装置であって、 前記音声信号の時系列データから、前記音声信号の各時刻kの基本周波数を表す観測基本周波数系列^yを抽出する基本周波数抽出手段と、 前記音声信号の時系列データについて、有声区間及び無声区間の何れであるかに応じて、各時刻kにおける前記基本周波数の不確かさの度合いを推定する有声無声区間推定手段と、 前記指令関数^oの初期値、及び前記パラメータ群θの初期値を設定する初期値設定手段と、 前回更新された前記指令関数^o’または前記指令関数^oの初期値^o’に基づいて、前記観測基本周波数系列^y、前記指令関数^o’、及び前記パラメータ群θ’が与えられたときの指令状態系列^sの事後確率P(^s|^y,^o’、θ’)を計算する指令状態系列事後確率更新手段と、 前回更新された前記指令関数^o’または前記指令関数^oの初期値^o’、前記観測基本周波数系列^y、各時刻kにおける前記不確かさの度合い、及び前記事後確率P(^s|^y,^o’、θ’)に基づいて、前記観測基本周波数系列^yが与えられたときの前記指令関数^o及び前記パラメータ群θの対数事後確率logP(^o,θ|^y)を目的関数として、前記目的関数を増加させるように、各々非負値である前記指令関数^o、及び前記パラメータ群θを更新するモデルパラメータ更新手段と、 予め定められた収束条件を満たすまで、前記指令状態系列事後確率更新手段による計算、及び前記モデルパラメータ更新手段による更新を繰り返し行う第1収束判定手段と、 を含む基本周波数モデルパラメータ推定装置。
IPC (2件):
G10L 13/06 ,  G10L 13/10
FI (3件):
G10L13/06 130 ,  G10L13/08 127C ,  G10L13/08 131Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (3件)

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