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J-GLOBAL ID：201502202516802768   整理番号：15A0840715

思考傾向が食品の新規機能性成分の記事理解に及ぼす影響

Effect of cognitive traits on reading comprehension of report about new functional food factor

著者 (8件)： 井上紗奈 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  森数馬 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  山本(前田)万里 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  椎名武夫 (千葉大 大学院園芸学研究科) ,  曲山幸生 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  永井成美 (兵庫県大 環境人間) ,  本田秀仁 (東大 大学院総合文化研究科) ,  和田有史 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 36(HIP2015 1-40)  ページ： 163-168  発行年： 2015年05月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2015年4月から食品の新たな機能性表示制度がはじまったことにより,今後,新しい機能性を表示した食品の増加が予測される。しかし,これら新しい食品情報が消費者に届けられても,その情報が正しく意図通りに理解されるとはかぎらない。そこで本研究では,トマトから発見された新規機能性成分(新成分)に対する消費者の理解と印象について架空の記事をもちいたweb調査をおこなった。消費者消費者の内容理解や解釈に結びつく思考傾向について検証するため,認知的指標(Cognitive Reflection Test(CRT))を導入し,個人のもつ特性が与える影響について検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *食品成分 ,  品質表示 ,  *意識 ,  理解 ,  トマト ,  調査 ,  *思考 ,  状態 ,  認識 ,  指標 ,  個体差
準シソーラス用語： Web調査 ,  意図理解 ,  *機能性成分 ,  傾向 ,  個人差 ,  *消費者の認識 ,  情報認知 ,  食品表示 ,  評価指標

分類 (1件)： 人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (11件)：

• 内閣府(2015),『食品表示基準』,内閣府令,第十号
• 高橋久仁子,「マスメディアの食情報の問題点」,『日本未病システム学会雑誌』,日本未病システム学会,vol.12,no.2,pp.296-299,2006.
• K. E. Stanovich.and R. F. West, “Individual Differences in Reasoning: Implications for the Rationality Debate?“ Behav Brain Sci, vol.22, no.5, pp.645-726, 2000
• D. Kahneman, Thinking, fast and slow. Farrar, Straus and Giroux, 2011.(訳:村井章子『ファスト&スロー(上・下)』,早川書房,2012年)
• S. Frederick, “Cognitive reflection and decision making,“ J Econ Perspect, vol.19, no.4, pp.25-42, 2005.

タイトルに関連する用語 (6件)： 思考 ,  傾向 ,  食品 ,  機能性成分 ,  記事 ,  理解