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J-GLOBAL ID：201502203035019870   整理番号：15A1040166

安全靴・作業靴と転倒災害防止への取り組み

著者 (2件)： 永田久雄 (労働科学研) ,  永田久雄 (労働安全衛生総合研)
資料名： セイフティダイジェスト  (セイフティ・ダイジェスト)
巻： 61  号： 8  ページ： 2-6  発行年： 2015年08月05日 
JST資料番号： L3368A  ISSN： 0582-4133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 転倒災害の防止には,歩行環境の整備とともに,履物の問題があり,安全靴による足部保護だけでなく,耐滑性能の向上が求められている。本稿では,筆者が旧労働省産業安全研究所(現在の独法労働安全衛生総合研究所)において進めてきた,転倒,墜落・転落災害の防止の活動について報告した。具体的には,1)安全靴の耐滑性能などを向上させる活動(「安全靴技術指針(1991年3月)」の発行など),2)耐滑性能の「安全靴JIS T8101の改正」への反映と,安全靴メーカーの製品開発での対応,3)JISの材質規定には適合しないが,足部保護の安全性能を有するスニーカータイプの軽作業靴(プロテクティブスニーカー)の誕生,4)プロテクティブスニーカーの普及と深化,5)JIS安全靴・作業靴の新耐滑試験法の公示予定,6)新耐滑試験法の課題,7)動摩擦の試験法と他分野(建築床材の耐滑試験など)に与える影響について述べた。

シソーラス用語： *安全靴 ,  作業者 ,  事故 ,  防災 ,  *滑りやすさ ,  滑り抵抗 ,  摩擦係数 ,  試験 ,  JIS【規格】 ,  *事故防止 ,  安全設計 ,  *転倒 ,  安全対策
準シソーラス用語： 作業靴 ,  試験法 ,  *転倒事故

分類 (3件)： 装身具と日用品  (ZB02000Q) ,  安全管理  (KB06000D) ,  技術の標準化・規格  (HA02000V)

引用文献 (14件)：

• 永田「第11次労働災害防止計画と数値目標の意義」,労働科学,4(4),2008.
• 永田,安全靴の現況と問題点,安全,38(5),1987.
• 永田:靴の耐滑試験方法に関する研究-第二報すべり試験装置の開発,産業安全研究所研究報告,RIIS-RR-90,労働省産業安全研究所,1991.
• 永田,深谷、笠井,青木、桑貝:靴の蒸れ防止性能の評価に関する研究,靴の医学, 20(2),2006.
• ISO TR 11220: 1993 Footwear for professional use Determination of slip resistance, 1993

タイトルに関連する用語 (4件)： 安全靴 ,  作業靴 ,  転倒 ,  災害防止