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J-GLOBAL ID:201502207293279903   整理番号:15A1165365

可視光照射下におけるジ(ヒドロキソ)ポルフィリンGeIV錯体によって増感された過酸化水素を生成する水の2電子酸化

Two-electron oxidation of water to form hydrogen peroxide sensitized by di(hydroxo)porphyrin GeIV complex under visible-light irradiation
著者 (9件):
資料名:
巻: 313  ページ: 131-136  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水の可視光誘起2電子酸化による過酸化水素(H2O2)生成を,アノードとしてのテトラキス-(4-カルボキシルフェニル)ポリフィリナトゲルマニウム(IV)(1)-吸着酸化チタン(TiO2)粒子を被覆したITO電極(1/TiO2/ITO)と,カチオンとしてのPt電極からなる太陽電池(PVC)において電解質を含有する水溶液中で検討した。曝気条件下で550nmの光を1/TiO2/ITOアノードに照射したところ,短絡回路光電流が観測された。同時に,陽極室においてのみH2O2が検出された。6時間照射後,H2O2生成のターンオーバー数(TON)とFaraday効率はそれぞれ9.0と92%と推定された。H2O2生成の作用スペクトルは1の吸収スペクトルとよく一致した。これらの知見はH2O2は得られたFaraday電流による定量的プロセスによってアノード上で1の励起で生成することを示している。水はアノード上で電子供与体として働き,一方分子状酸素は曝気条件下で電子受容体として働き,そして種々のタイプのイオンもカソード上でアルゴン雰囲気中,電子受容体として働くものと結論づけられる。H2O2を生成する水の光酸化は1からTiO2への励起一重項状態からの光誘起電子移動によって開始し,ポルフィリンラジカルカチオン(1+・)を生成したものと思われる。これがヒドロキソ軸方向配位子からのプロトン分離を起し,過酸化水素生成のための水の2電子活性化のための重要な中間体としてのGe-オキシル錯体を与える。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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電気化学反応  ,  非遷移金属元素の錯体  ,  ガス化学工業 

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