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J-GLOBAL ID：201502213102313694   整理番号：15A1235494

負のダイポールモード現象の間の高塩分表層水における低塩分シグナル

Low salinity signal on the high salinity subsurface water during negative Indian Ocean Dipole

著者 (5件)： HORII Takanori (JAMSTEC RCGC) ,  HORII Takanori (CSIRO) ,  CAI Wenju (CSIRO) ,  SATO Kanako (JAMSTEC RCGC) ,  ANDO Kentaro (JAMSTEC RCGC)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2015  号： 秋季  ページ： 37  発行年： 2015年09月10日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 負のインド洋ダイポール現象発生時の東部インド洋において,亜表層の高塩分偏差と共にある表層の低塩分シグナルが観測された。観測データを解析した結果,亜表層の高塩分偏差は西から東への高塩分水の移流によって,表層の低塩分偏差は局所的な降水によって説明された。これらの塩分変動は,海洋上層に密度の鉛直勾配を生じさせることによって,この時期の東部インド洋の混合層深度を浅く変化させた可能性がある。これらの塩分変動が負のインド洋ダイポール現象に伴う東部インド洋の海面水温偏差の発達に貢献し得るかを議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： *大気海洋間相互作用 ,  *東インド洋 ,  *塩分 ,  降水量 ,  移流 ,  海面水温
準シソーラス用語： *インド洋ダイポール現象

分類 (2件)： 大気大循環,熱帯気象  (DC05060G) ,  海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイポールモード現象 ,  塩分 ,  表層水 ,  シグナル