文献

J-GLOBAL ID：201502216828091657   整理番号：15A1235648

浮遊性被嚢類サルパ類体表面のニップルアレイ構造は紫外線防御またはカモフラージュとして機能しているか?

著者 (4件)： 西川淳 (東海大 海洋) ,  広瀬裕一 (琉球大 理) ,  酒井大輔 (北見工大) ,  眞山博幸 (旭川医大 化)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2015  号： 秋季  ページ： 191  発行年： 2015年09月10日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ある種の動物の体表には高さ数十から100nm程度の微小突起が密生する構造があり,ニップルアレイ構造と呼ばれている。この構造は光反射を低減する効果を持つため,海洋表層で生活する生物にとって視覚依存捕食者から自身をカモフラージュするのに役立つと推測される。また,この構造は紫外線防御としても機能する可能性があるが,これまで海洋生物を対象とした実証的な研究はあまりなされてこなかった。本研究では,昼間表層で採集されたサルパ類の被嚢クチクラにおけるニップルアレイ構造を詳しく観察し,被嚢の光吸収特性を調べると共に,ニップルアレイ構造による光反射低減の効果について,厳密結合波解析による検証を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *身体部位 ,  *表面 ,  *構造 ,  *原索動物 ,  防止 ,  表層 ,  *光反射 ,  *減衰特性 ,  光吸収 ,  電磁場解析 ,  沖縄県 ,  度 ,  発生生理 ,  捕食者
準シソーラス用語： *体表面 ,  *ニップルアレイ構造 ,  被嚢類 ,  *サルパ類 ,  紫外線防御 ,  カモフラージュ ,  海洋表層 ,  *光反射減衰量 ,  厳密結合波解析 ,  Thalia rhomboides ,  適応度 ,  卵生個体 ,  芽生個体

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 被嚢類 ,  体表面 ,  紫外線防御 ,  カモフラージュ