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J-GLOBAL ID：201502217670880778   整理番号：15A0442586

平成24年度研究開発助成成果報告(その2)無人化施工の効率・安全性を高める映像の注視・解釈支援に関する調査研究

著者 (3件)： 亀崎允啓 (早稲田大 理工学術院 総合研) ,  岩田浩康 (早稲田大 創造理工) ,  菅野重樹 (早稲田大 創造理工)
資料名： 建設機械施工  (日本建設機械施工協会誌)
巻： 67  号： 3  ページ： 64-73  発行年： 2015年03月25日 
JST資料番号： G0118A  ISSN： 2187-851X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無人化施工においては,現場環境の状況を適切に把握できるように,複数のカメラ映像が複数のモニタに提示される。計画や操作の判断に不可欠な視覚情報が多彩かつ広範に得られる一方,オペレータの認知情報処理の負荷が肥大することが懸念される。そこで,「どの映像のどの部分をどのように見ればよいか」を支援する枠組みを提案した。拡張現実(Augmented Reality:AR)技術を使い,(a)作業状況に応じた映像の選択のため,重要度や危険度を示す映像フレーム,(b)注目領域の抽出のため,距離感や奥行き感把握アロー,(c)選択・抽出領域の解釈のために,提示色変化や映像の不可視化を行う3つのモジュールを開発した。実験の結果,注視・解釈支援により,作業時間はほぼ一定であるが,誤接触回数が減少すること,アンケートの結果,奥行き感が把握しやすくなり,オペレータの認知負荷が軽減されることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *建設工事 ,  *遠隔制御 ,  *建設機械 ,  複合現実感 ,  注意 ,  カメラ ,  マニピュレータ ,  効率化 ,  安全性 ,  バーチャルリアリティ ,  画像 ,  映像モニタ ,  自動制御 ,  負荷 ,  認知科学 ,  情報処理 ,  オペレータ ,  距離 ,  モジュール ,  可視化 ,  実証実験 ,  シミュレータ ,  視覚 ,  拡張現実感
準シソーラス用語： VRシミュレータ ,  バーチャルリアリティ画像 ,  距離感 ,  車載カメラ ,  認知情報処理 ,  認知負荷 ,  半自動制御 ,  不可視化 ,  *無人化施工

分類 (2件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A) ,  建設の機械化  (RA07020K)

引用文献 (14件)：

• 大内田聖和,岩倉淳一,渡部文人,"普賢岳における無人化施工の現状と課題",国土交通省九州地方整備局 九州国土交通研究会,paper no.018,2010.
• Y. Hiramatsu, T. Aono, and M. Nishio, "Disaster restoration work for the eruption of Mt Usuzan using an unmanned construction system," Advanced Robotics, vol. 16, no. 6, pp. 505-508, 2002.
• S. Nishigaki, K. Saibara, S. Kitahara, H. Iwasaki, K. Yamada, and H. Satoh, "ICT-based work management to support unmanned construction for post-disaster restoration," in Proc. Int. Symp. Automation and Robotics in Construction, pp. 508-513, 2011.
• 山口崇,吉田正,石松豊,"遠隔操作におけるマンマシンインターフェイスに関する実態調査",土木学会第59回年次学術講演会論文集,pp.373-384,2004.
• S. Kitahara and T. Yoshida, "Deployment of construction robots applying the information technology and network system," in Proc. International Symposium on Automation and Robotics in Construction, pp. 19-23,2006.

タイトルに関連する用語 (11件)： 研究 ,  開発 ,  助成 ,  成果 ,  報告 ,  無人化施工 ,  安全性 ,  映像 ,  注視 ,  支援 ,  調査