文献

J-GLOBAL ID：201502248554857168   整理番号：15A0703390

重原子金属錯体における同位体分別平衡の理論的研究

著者 (5件)： 浅井久瑠美 ,  加藤千図 ,  阿部穣里 ,  波田雅彦 ,  藤井靖彦
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 95th  号： 2  ページ： 224  発行年： 2015年03月11日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 同位体分別平衡における平衡定数は,同位体化学分野では同位体分別係数と呼ばれ,同位体比を用いた地球化学等の分野でよく議論される指標である。この分別係数は,同位体分子間の振動準位の違い(質量効果)や核電荷体積の差に起因する電子状態の違い(体積効果)から計算できることが知られている。また軽原子系では質量効果が支配的であり,重原子系では体積効果が支配的であることがわかっているが,質量効果と体積効果のバランスがどのような比率で生じるのかという系統的な議論は今までなされていない。そこで本研究では,ガリウムや鉛錯体などを例に,原子の重さと質量効果と体積効果のバランスについて議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： *平衡定数 ,  *質量効果 ,  振動準位 ,  ガリウム錯体 ,  鉛錯体 ,  *同位体分別
準シソーラス用語： 体積効果

分類 (2件)： 同位体存在比,質量スペクトル  (BH02030R) ,  核化学・放射化学一般  (CB10010V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 原子 ,  金属錯体 ,  同位体分別 ,  平衡 ,  理論 ,  研究