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J-GLOBAL ID:201502251409917277   整理番号:15A0302751

タバコガ類発生予察用フェロモン剤に特異的に誘引された非標的チョウ目昆虫

Non-target Lepidopteran Insects Specifically Attracted to Sex Pheromone Lures for Helicoverpa armigera and H. assulta (Lepidoptera: Noctuidae)
著者 (4件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 343-350 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: F0918A  ISSN: 0021-4914  CODEN: NIPTAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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オオタバコガやタバコガなどは野菜類の難防除害虫であり,発生予察に性フェロモン剤が利用されるが,非標的種が多数誘引されることが問題となっている。そこで,発生予察用性フェロモン剤に誘引される非標的チョウ目昆虫の種類相と季節的消長を明らかにすることとした。2008年8月6日から2013年3月6日まで調査を行った。調査は,三重県津市の野菜茶業研究所内キャベツ圃場(A)と,3カ所の有機栽培野菜圃場(B,C,D)の計4カ所であった。オオタバコガ。コナガ,タマナギヌワバ,ハスモンヨトウ,ヨトウガ,タバコガの計6種のフェロモン剤を使用した。圃場内,または近傍にフェロモン剤を装着した粘着板を設置した。調査の結果,オオタバコガ用フェロモン剤で,ウラギンキヨトウ,イチゴキリガ,キバラモクメキリガ,ウスキトガリキリガ,シロスジエグリノメイガ,セジロチビキバガノ6種が特異的に誘引された。また,タバコガ用ではタバコガ以外にマイマイガのみが特異的に誘引された。さらに,発生予察に重要な越冬世代の個体が捕獲される時期は,フタオビキヨトウやウラギンキヨトウが多く捕獲された。これらは,大きさや色彩がオオタバコガと似ているため,誤って計数される危険性があった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の病虫害防除一般  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬 

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