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J-GLOBAL ID：201502269889527887   整理番号：15A0651784

オホーツク海におけるバイオロギング海洋観測の試み

著者 (9件)： 中野渡拓也 (極地研) ,  中野渡拓也 (JAMSTEC/RCGC) ,  大島慶一郎 (北大 低温科研) ,  三谷曜子 (北大 北方生物圏FSC) ,  服部薫 (水産総合研究セ 北海道区水産研) ,  小林万里 (東京農大) ,  桜井泰憲 (北大 大学院) ,  三寺史夫 (北大 低温科研) ,  若土正曉 (北大 低温科研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2015  号： 春季  ページ： 73  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オホーツク海は,その多くが冬季に海氷に覆われることやロシア領であることから,現場の海洋観測が非常に困難な海域の一つとして特徴づけられる。本研究では,オホーツク海におけるバイオロギング海洋観測の可能性を調査するため,2011年から2014年にかけて,鰭(き)脚(きゃく)類にCTDセンサー搭載型の衛星発信器を装着し,海洋データの取得を試みた。その結果,夏季宗谷海峡北部において,表層の冷水帯に関連した湧昇が生じていることが初めて海洋観測から確認された。また,ウルップ海峡やイオニー諸島周辺海域では,潮流によって水塊が鉛直方向に混合していることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： 暖流 ,  冷水 ,  海水運動 ,  データ収集システム ,  *オホーツク海 ,  *海洋観測 ,  食肉類 ,  海水密度 ,  海水温 ,  鉛直分布 ,  調査 ,  塩分
準シソーラス用語： バイオロギングシステム ,  宗谷暖流 ,  潮汐混合 ,  鰭脚類 ,  バイオロギング ,  CTD観測

分類 (1件)： 海洋物理学一般  (DC06010K)

タイトルに関連する用語 (3件)： オホーツク海 ,  海洋観測 ,  試み