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J-GLOBAL ID：201502277319012673   整理番号：15A0322128

超高強度レーザーを用いたレーザー核融合中性子計測技術

The Neutron Diagnostics Technique for Laser Fusion Using Ultra Intense Laser

著者 (10件)： 有川安信 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  長井隆浩 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  安部勇輝 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  宇津木卓 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  山ノ井航平 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  清水俊彦 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  猿倉信彦 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  西村博明 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  中井光男 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  疇地宏 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 43  号： 2  ページ： 103-107  発行年： 2015年02月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高強度レーザーによる中性子発生法は,レーザ核融合法,クーロン爆発法,加速法など様々な方法がある。中性子計測法は,数多くあるが,高強度レーザーを用いた中性子発生実験で機能する計測手法は少ない。最も有力な計測法は飛行時間分解型シンチレーション計測法である。強いガンマ線バックグラウンド環境下において,DD核融合中性子(2.45MeV)を観測する事例で,いくつかの計測法を比較した。放射化法,バブル検出法,シンチレーション検出法などの特性を述べた。次に,高速点火レーザ核融合実験用の液体シンチレータ中性子計測器を説明した。この計測技術は,高速点火レーザ核融合実験に限らず,超高強度レーザーを用いた実験で広く利用できる。

シソーラス用語： *レーザ核融合 ,  計装 ,  *中性子検出器 ,  強度 ,  高出力レーザ ,  パルスレーザ照射 ,  パルスレーザ ,  発生 ,  中性子発生装置 ,  Coulombポテンシャル ,  加速 ,  飛行時間法 ,  シンチレーション ,  γ線 ,  シンチレータ
準シソーラス用語： Coulomb爆発 ,  高強度レーザ ,  *中性子計測 ,  中性子発生 ,  超高強度

分類 (4件)： レーザの応用  (BD04100V) ,  その他の素粒子・核実験用粒子発生装置  (BE02040T) ,  レーザ照射・損傷  (BK16040S) ,  核融合装置  (BJ02083Z)

引用文献 (20件)：

• C. Yamanaka and S. Nakai: Nature 319 (1986) 757.
• O. A.Hurricane, D. A. Callahan, D. T. Casey, P. M. Celliers, C. Cerjan, E. L. Dewald, T. R. Dittrich, T. Döppner, D. E. Hinkel, L. F. Berzak Hopkins, et al.: Nature 506 (2014) 343.
• T. Ditmire, J. Zweiback, V. P. Yanovsky, T. E. Cowan, G. Hays, and K. B. Wharton: Nature 398 (1999) 489.
• K. W. Madison, P. K. Patel, M. Allen, D. Price, R. Fitzpatrick, and T. Ditmire: Phys. Rev. A 70 (2004) 053201.
• W. Bang, G. Dyer, H. J. Quevedo, A. C. Bernstein, E. Gaul, M. Donovan, and T. Ditmire: Phys. Rev. E 87 (2013) 023106.

タイトルに関連する用語 (4件)： 高強度 ,  レーザー ,  レーザー核融合 ,  中性子計測