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J-GLOBAL ID：201602210788719444   整理番号：16A0363414

低コスト・省力化,軽労化技術等の開発-自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発(豚)-第4編 自給飼料多給による高付加価値豚肉生産技術の開発 第4章 自給飼料多給豚肉の付加価値評価チーム 1 自給飼料多給型豚肉の「おいしさ」特徴付けによる付加価値評価(1)自給飼料多給型豚肉の「おいしさ」特徴付けによる付加価値評価

著者 (2件)： 佐々木啓介 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  本山三知代 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 548  ページ： 87-89  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)畜産草地研究所つくば地区における分析型官能評価パネルの確立:三段階からなる選抜試験と教育訓練により,畜産草地研究所つくば地区において時給飼料多給型豚肉の識別やおいしさ特徴付けに活用可能な分析型官能評価パネルを確立した。(イ)自給飼料多給型豚肉と慣行豚肉の「食べてわかる違い」の解析:飼料中のトウモロコシを飼料用米に置換するのみでは,慣行豚肉との間に識別性が無く,官能特性面で遜色のない品質の豚肉が生産されることが示された。また,飼料用米に加え,特徴的な飼料資源を併用することで,慣行豚肉と食べてわかるちがいのある豚肉が生産可能であると考えられた。(ウ)自給飼料多給型豚肉と慣行豚肉の違いを表す評価用語候補の選抜:豚肉の味,香り,食感に関係する官能評価用語候補としてそれぞれ17,24,50語を選抜した。(著者抄録)

シソーラス用語： *飼料 ,  *豚肉 ,  *感覚 ,  *付加価値 ,  官能検査 ,  飼料用米 ,  食品特性 ,  味 ,  匂い ,  食感品質
準シソーラス用語： *自給飼料 ,  *おいしさ ,  官能評価 ,  官能特性 ,  香り ,  食感

分類 (3件)： 豚  (FD02040U) ,  飼料一般  (FD07010W) ,  食品の品質  (FJ01040F)

引用文献 (5件)：

• 佐々木啓介ら(2009)豚肉の外観、「飼料米給与」表示、ならびに価格が消費者の豚肉選択に及ぼす影響-研究所一般公開来場者を対象とした検討-.日本養豚学会誌.46:60-70.
• 古川秀子(1994)おいしさを測る.幸書房,東京.7-10.
• 西田公平ら(2010)カード型嗅覚同定検査「Open Essence」の有用性.日本耳鼻咽喉科学会会報.113:751-757.
• 佐々木啓介ら(2012)畜産草地研究所(つくば地区)における分析型官能評価パネルの確立.畜産草地研究所研究報告.12:9-17.
• 佐々木啓介ら(2014)飼料用米およびその他の飼料資源配合飼料を用いて生産された豚肉の分析型官能評価パネルにおける識別性.日本養豚学会誌.51:198-203.

タイトルに関連する用語 (15件)： 省力化 ,  軽労化 ,  開発 ,  自給飼料 ,  基盤 ,  国産 ,  畜産物 ,  高付加価値化 ,  豚 ,  高付加価値 ,  豚肉 ,  付加価値 ,  評価 ,  チーム ,  おいしさ