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J-GLOBAL ID:201602212035891220   整理番号:16A0145640

間接的カチオンプール法に基づくチオニウムイオンの生成,キャラクタリゼーション,および反応

Generation, Characterization, and Reactions of Thionium Ions Based on the Indirect Cation Pool Method
著者 (7件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 61-66 (J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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PhCH=S+Ar(Ar=p-FC6H4)を,ジクロロメタンのような有機合成で一般的に用いられる有機溶剤中で,間接的カチオンプール法により,初めて生成させ蓄積させた。チオニウムイオンは-20°Cよりも低温で安定であり,硫黄に隣接した炭素で,炭素の求核試薬と反応する。チオニウムイオンを,UV,NMR,およびIR測定により首尾よく特徴づけた。チオニウムイオンの電子構造,特にその結合特性を,分光測定およびDFT計算に基づいて議論する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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脂肪族スルホキシド・スルホン・スルホニウム  ,  分子の電子構造 
物質索引 (5件):
物質索引
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引用文献 (67件):
  • 1) L. H. S. Smith, S. C. Coote, H. F. Sneddon, D. J. Procter, Angew. Chem., Int. Ed. 2010, 49, 5832.
  • 2) a) E. Block, E. V. Dikarev, R. S. Glass, J. Jin, B. Li, X. Li, S.-Z. Zhang, J. Am. Chem. Soc. 2006, 128, 14949.
  •  b) R. S. Glass, G. L. Hug, C. Schöneich, G. S. Wilson, L. Kuznetsova, T. Lee, M. Ammam, E. Lorance, T. Nauser, G. S. Nichol, T. Yamamoto, J. Am. Chem. Soc. 2009, 131, 13791.
  • 3) S. K. Bur, A. Padwa, Chem. Rev. 2004, 104, 2401.
  • 4) a) Stable Carbocation Chemistry, ed. by G. K. S. Prakash, P. v. R. Schleyer, John Wiley & Sons, New York, 1997.
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