文献

J-GLOBAL ID：201602281984580089   整理番号：16A1198922

積雪寒冷地のダムコンクリートのスケーリング抵抗性とその進行予測

著者 (3件)： 竹田京子 (北大 大学院工学院) ,  佐藤靖彦 (北大 大学院工学研究院) ,  長谷川武春 (国土交通省 北海道開発局)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 16  ページ： 393-398  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,積雪寒冷地において供用中のダムコンクリートを対象に,堤体コンクリートのスケーリング抵抗性と進行に関する検討を行ったものである。具体的には,北海道で約40年間供用中のダムから採取したコンクリートコアを用いた凍結融解試験を通じて,スケーリング進行に影響を及ぼす要因に関する検討を行った。その結果,ダム固有の条件である空気量,圧縮強度,セメントの種類,水分供給状況,凍結融解回数,凍結最低気温の影響によりスケーリング進行に差異が生じることを明らかにするとともにその予測法を構築した。(著者抄録)

シソーラス用語： コンクリート ,  ダム ,  *コンクリートダム ,  *剥離 ,  *積雪寒冷地 ,  凍結融解試験 ,  *凍害 ,  予測技法 ,  圧縮強さ ,  セメント
準シソーラス用語： スケーリング【剥離】 ,  予測法

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  ダム一般  (RC16010D)

引用文献 (5件)：

• 土木学会 コンクリート委員会 けい酸塩系表面含浸材設計施工研究小委員会:コンクリートライブラリー137 けい酸塩系含浸材工法の設計施工指針(案),2012
• 遠藤裕丈:凍結融解と塩化物の複合作用によるスケーリングに対する耐久性設計法に関する研究,北海道大学学位論文,2012
• 三浦泰人,佐藤靖彦:メソスケールでのCa溶脱により変化するモルタルの力学的性質と物理化学的性質の関係性評価,コンクリート工学論文集,Vol.25,pp.109-118,2014
• 田畑雅幸:コンクリートの凍害における環境条件の影響に関する研究,北海道大学学位論文,1986
• 桂修:過冷却現象を考慮したコンクリートの凍害機構に関する研究,北海道大学学位論文,1999

タイトルに関連する用語 (5件)： 積雪寒冷地 ,  ダムコンクリート ,  スケーリング ,  抵抗性 ,  予測