文献
J-GLOBAL ID:201702249709996685   整理番号:17A0526023

固定資産の償却不足に対する投資家の評価

著者 (1件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 597-609  発行年: 2016年09月15日 
JST資料番号: F0324B  ISSN: 0389-1712  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
企業の取引によって生じた損益処理に関しては,経営者の裁量による部分がある。これを利用した利益マネジメントとして損益の区分シフトがある。本稿では,固定資産の償却不足による継続的な損益の区分シフトが疑われるような継続的な減損損失や固定資産処分損が認識された場合,それを投資家がどのように評価するかについて検証を行った。まず,先行研究を概観しながら,仮説と検証モデルの構築について述べた。次に,検証対象としたデータは,上場企業である「日経財務データ」の15年間分としたことなどを述べた。次に,検証結果としては,「投資家は,固定資産の償却不足による継続的な損益の区分シフトに誤導されることはない。ただし,そのような損益の区分シフトが将来の継続的な業績予測能力に重要な差異をもたらすかどうかは不透明であることから,継続的な損益の区分シフトの疑いの有無によるERCの差異が,業績予想能力の差異によってもたらされたのか,情報の信頼性の低下による割引評価によってもたらされたのかは不明である」とした。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
利益管理 
引用文献 (14件):
  • Cready, W., T. J. Lopez, and C. A. Sisneros. 2010. The Persistence and Market Valuation of Recurring Nonrecurring Items. The Accounting Review 85(5) : 1577-1615.
  • Donelson, D. C., R. Jennings, and J. McInnis. 2011. Changes over Time in the Revenue-Expense Relation: Accounting or Economics? The Accounting Review 86 (3) : 945-974.
  • Elliott, J. A., and J. D. Hanna. 1996. Repeated Accounting Write-Offs and the Information Content of Earnings. Journal of Accounting Research 34 (3) : 135-155.
  • Fama, E. F., and K. R. French. 1993. Common risk factors in the returns on stocks and bonds. Journal of Financial Economics 33(1) : 3-56.
  • Johnson, P. M., T. J. Lopez, and J. M. Sanchez. 2011. Special Items : A Descriptive Analysis. Accounting Horizons 25(3) : 511-536.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る