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J-GLOBAL ID：201702259140304185   整理番号：17A0744431

アミノポリマーを利用した触媒的CO₂変換

著者 (1件)： 桑原泰隆 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 59  号： 3  ページ： 167  発行年： 2017年06月10日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 二酸化炭素の回収貯留の吸着剤としてアミノポリマ,中でもポリエチレンイミンPEI,をメソポーラスシリカ細孔内に固定化したハイブリッド材料が期待されている。PEI中に吸着された二酸化炭素をギ酸に還元する触媒が研究されている。PEI修飾Irイミノホスフィン錯体をチタン酸ナノチューブの細孔内に固定化して用いた。さらにRu-PNPピンサー錯体とペンタエチレンヘキサミンを組み合わせて二酸化炭素から一段合成でメタノールを合成した例で,ポリアミンを用いたことも報告されている。

シソーラス用語： ポリエチレンイミン ,  *二酸化炭素 ,  二酸化炭素回収貯留 ,  化学合成 ,  イリジウム錯体 ,  ホスフィン錯体 ,  ポリアミン ,  *ポリアミン重合体 ,  *接触還元 ,  二酸化ケイ素 ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： メタノール合成 ,  メソポーラスシリカ

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (2件)： ギ酸 ,  ペンタエチレンヘキサミン

引用文献 (5件)：

• Y. Kuwahara, D.-Y. Kang, J. Copeland, N. A. Brunelli, S. A. Didas, P. Bollini, C. Sievers, T. Kamegawa, H. Yamashita, C. W. Jones, J. Am. Chem. Soc., 134, 10757 (2012)
• F. J. Fernández-Alvarez, M. Iglesias, L. A. Oro, V. Polo, ChemCatChem, 5, 3481 (2013)
• Y.-N. Li, L.-N. He, A.-H. Liu, X.-D. Lang, Z.-Z. Yang, B. Yu, C.-R. Luan, Green Chem., 15, 2825 (2013)
• N. D. McNamara, J. C. Hicks, ChemSusChem, 7, 1114 (2014)
• J. Kothandaraman, A. Goeppert, M. Czaun, G. A. Olah, G. K. S. Prakash, J. Am. Chem. Soc., 138, 778 (2016)

タイトルに関連する用語 (3件)： アミノポリマー ,  触媒 ,  CO2