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J-GLOBAL ID：201702269517416581   整理番号：17A1390522

経済効率性を考慮した屋上設置型太陽光発電システムの導入推進方策に関する研究

著者 (2件)： 鳴海大典 (横浜国大 大学院環境情報研究院) ,  KIM Younghyo (横浜国大 大学院環境情報学府)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 23  号： 55  ページ： 925-930  発行年： 2017年10月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市部に再生可能エネルギーを活用した分散型エネルギーシステムを導入する上で屋上設置型PVシステムに注目し,経済効率性を考慮したシステムの導入推進方策を提案する。まず横浜市を対象に建物属性別に屋上利用可能面積のサンプリング調査を行い,次いで地域特性別に隣接建物による日射遮蔽影響についてサンプリング調査を行い,さらに建物属性別発電効率を求めて容量別導入費用を考慮した導入優先度を評価し,横浜市での太陽光発電の導入推進方策について検討した。その結果,横浜市の設置目標を達成する上で単位導入費用当たり発電量の大きな建物から優先導入した場合,設置建物数を93%,導入費用を10%抑え,年間発電量を4%増加できることを示した。

シソーラス用語： *太陽光発電 ,  屋上 ,  *経済性 ,  *エネルギー変換効率 ,  神奈川県 ,  個別方式 ,  *再生エネルギー ,  都市域 ,  製造原価 ,  エネルギー政策
準シソーラス用語： 横浜市 ,  導入コスト ,  発電効率 ,  分散型エネルギーシステム

分類 (2件)： 太陽光発電  (NB03090G) ,  屋根  (RB03030W)

引用文献 (10件)：

• 1) 経済産業省:固定価格買取制度 情報公表用ウェブサイト,2015年
• 2) 高田幸枝,他2名:周辺建物日影影響による太陽エネルギー利用効率の低下に関する研究,空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集,pp.1395-1398,2009年9月
• 3) 福井智浩,他1名:小型物販施設における周辺建物の影響を考慮した太陽光発電可能量の検討,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.1315-1316,2010年7月
• 4) 小林祐二,他4名:GIS空間データを活用する広域エリア内建築物の太陽光発電の推計手法に関する研究,日本建築学会関東支部研究報告集II,pp.233-236,2013年3月
• 5) 竹林英樹,他5名:屋上太陽エネルギー有効利用に関する研究 その4 屋上利用の実態調査に基づく大阪市での試算結果,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.715-716,2013年8月

タイトルに関連する用語 (7件)： 経済 ,  効率性 ,  屋上 ,  太陽光発電システム ,  推進 ,  方策 ,  研究