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J-GLOBAL ID：201702274126521870   整理番号：17A1694454

日本人大学生と留学生の災害知識・対策の違いに関する研究

著者 (2件)： 岸良朋子 (横浜国大 教育人間科学) ,  松行美帆子 (横浜国大 大学院都市イノベーション研究院)
資料名： 都市計画報告集(CD-ROM)  (Report of the City Planning Institute of Japan)
号： 15  ページ： 201-207  発行年： 2017年04月25日 
JST資料番号： L4775B  ISSN： 1348-2858  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本人大学生と留学生との災害知識・対策を比較し必要な災害対策を考察した。各国からの留学生と独居日本人大学生を対象に災害経験,災害対策・避難・地震に関するアンケートを行い,χ2乗検定,クロス集計,ノンパラメトリック検定で分析した。その結果,1)備蓄状況に大きな差がなく,備蓄以外の地震対策は留学生の方が日本人大学生よりも実施率が高いこと,2)留学生に対する災害伝言ダイヤル等の手段,火の元の確認や高台避難等の適切な行動の周知を要すること,3)高年齢世代や地震の少ない国の出身者には優先的に周知させる必要があること,等の知見を得た。

シソーラス用語： *大学生 ,  日本 ,  *国際化 ,  *災害対策 ,  避難 ,  *大地震 ,  経験 ,  χ2乗検定 ,  蓄積 ,  人間行動 ,  緊急通信
準シソーラス用語： 外国人留学生 ,  備蓄 ,  避難行動 ,  災害伝言ダイヤル

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (11件)：

• 法務省 在留外国人統計 (旧登録外国人統計) 統計表 http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_touroku.html 閲覧日2017年2月10日
• 阪本真由美・河田惠昭(2008)「開発途上国の防災事業に対する国際支援事例研究-インドネシア被災地域の災害観をふまえた支援に関する考察-」京都大学防災研究所年報, 第51号B, p.197-204
• 正宗鈴香(2013)「東日本大震災における外国人・留学生の情報収集活動とコミュニケーション行動」麗澤大学紀要, 第97巻, p.63-86
• 小林麻衣子・松行美帆子(2015)「大規模災害発生時における外国人住民の情報収集に関する研究」公益社団法人日本都市計画学会都市計画報告集, No.14, p.106-111
• 山崎優介(2014)「首都直下地震に備えた事前復興まちづくりにおける外国人支援の考え方に関する研究」日本建築学会大会学術講演梗概集, p.1215-1216

タイトルに関連する用語 (7件)： 日本人 ,  大学生 ,  留学生 ,  災害 ,  知識 ,  対策 ,  研究