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J-GLOBAL ID：201702290229808143   整理番号：17A0584636

ショットピーニングにより達成した部分安定化ジルコニアの疲れ強さの向上

Increased fatigue strength of partially stabilised zirconia achieved by shot peening

著者 (3件)： TAKAHASHI K. (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  IWANAKA K. (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  KOIKE H. (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Materials Science and Technology  (Materials Science and Technology)
巻： 33  号： 5/6  ページ： 623-628  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0304C  ISSN： 0267-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ショットピーニング(SP)の主な目的は,金属の疲れ強さを増強し,応力腐食割れを防止することである。最近,SPによりジルコニアや窒化ケイ素などのセラミックの表面近傍に圧縮残留応力を導入する研究が報告された。本研究では,3mol%Y₂O₃を含む部分安定化ジルコニウム(PSZ)にVickers圧痕により予亀裂を与え,その後,ZrO₂ビーズを用いてSP処理し,表面性状,残留応力測定,繰返し疲れ試験,破面検査を行った。予亀裂試料のSP後の疲れ強さは,SP処理なしの試料より200~540%増加した。局部塑性変形により誘起した圧縮残留応力および正方晶から単斜晶相への相転移が疲れ強さの向上に寄与した。

シソーラス用語： *部分安定化ジルコニア ,  セラミック ,  酸化イットリウム ,  酸化ジルコニウム ,  *ショットピーニング ,  表面処理 ,  表面硬化 ,  表面性状 ,  *微細構造 ,  相転移 ,  結晶構造 ,  残留応力 ,  *疲れ強さ ,  予亀裂 ,  圧痕 ,  破面 ,  破面検査 ,  正方晶系 ,  単斜晶系 ,  光学顕微鏡法 ,  走査型プローブ顕微鏡 ,  SN曲線 ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： YSZ【セラミック】 ,  微細組織 ,  圧縮残留応力 ,  ビッカース圧痕 ,  破壊機構 ,  SPM【顕微鏡】 ,  走査電子顕微鏡法

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (3件)： ショットピーニング ,  部分安定化ジルコニア ,  疲れ強さ