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J-GLOBAL ID：201802221204899601   整理番号：18A0315500

逆浸透法を用いた海水淡水化施設のLCAとLCC:事業計画段階と実稼動段階における評価結果の比較分析

Life Cycle Assessment and Life Cycle Costing of Seawater Desalination Plants Using Reverse Osmosis: Comparison Analysis of Evaluation Results Between Activities Plan Stage and Actual Observations Stage

著者 (6件)： 黒川賢治 (東京都市大 環境) ,  小野雄也 (東大 生産技研) ,  小関康雄 (東京都市大 環境) ,  杉本和明 (造水促進セ) ,  大熊那夫紀 (造水促進セ) ,  伊坪徳宏 (東京都市大 環境)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 14  号： 1  ページ： 46-54  発行年： 2018年01月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・沖縄と福岡の逆浸透法を用いた海水淡水化施設で,事業計画段階と共に実稼働段階におけるライフサイクルコスト(LCC)及びライフサイクルアセスメント(LCA)を実施して評価。
・ライフサイクルインベントリー分析を行い,ライフサイクルのCO₂負荷は,大部分が電気由来で,石炭火力による沖縄が天然ガスの福岡より高いことを提示。
・水消費は,共に逆浸透膜洗浄用化学製品の影響が大きく,非耐塩性膜の沖縄の方が高消費量。
・CO₂,水消費量及び造水量の計画量と実測の差異は,福岡は共に小さかったが,沖縄は実測が計画を大きく上回ることを提示。
・CO₂への電源構成の影響の感度分析を,火力(石炭,重油,LNG,原油),原子力,水力と地熱発電で実施し,石炭火力が最大で,最小は水力発電。

シソーラス用語： 淡水化 ,  *海水淡水化装置 ,  逆浸透 ,  沖縄県 ,  福岡県 ,  *ライフサイクルコスト ,  *ライフサイクルアセスメント ,  分析 ,  二酸化炭素 ,  二酸化炭素排出量 ,  使用水量 ,  逆浸透膜 ,  耐塩性 ,  経営計画 ,  火力発電 ,  洗浄 ,  製品 ,  発電設備 ,  感度解析 ,  水力発電 ,  天然ガス
準シソーラス用語： ライフサイクル・インベントリー分析 ,  事業計画 ,  稼動分析 ,  比較分析 ,  石炭火力発電 ,  膜洗浄 ,  化学製品 ,  電源構成 ,  感度分析

分類 (2件)： 用水の物理的処理  (SC02030T) ,  膜分離  (XD02120Z)

引用文献 (10件)：

• 経済産業省,通商白書2008,経済産業省ホームページ,入手先<http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2008/index.html>,(参照 2016-10-20)
• 国土交通省,日本の水資源,国土交通省ホームページ,入手先 <http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/hakusyo/index5.html>,(参照 2016-10-20)
• UNEP,Sick Water-The Central Role of Wastewater Management in Sustainable Development, UN-Water ホームページ,入手先 <http://www.unwater.org/downloads/sickwater_unep_unh.pdf>,(参照 2016-10-25)
• Gemma Raluy R., Serral., Uche J.(2005):Int.J.LCA,10(4),285-293
• 鈴木道哉(2007):第2回LCA学会研究発表会講演要旨集,東京,204-205

タイトルに関連する用語 (11件)： 逆浸透法 ,  海水淡水化 ,  施設 ,  LCA ,  LCC ,  事業 ,  計画 ,  段階 ,  稼動 ,  評価 ,  比較分析