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J-GLOBAL ID:201802237351566971   整理番号:18A1329419

富士山頂と埼玉県加須を主としたPM2.5同時観測から評価した2015年夏季の関東地域のPM2.5濃度上昇要因

Contributing factor of PM2.5 pollution in Kanto area in summer 2015 evaluated by simultaneous observation of PM2.5 at the top of Mt. Fuji and Kazo, Saitama
著者 (7件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 144-152  発行年: 2018年07月10日 
JST資料番号: S0850A  ISSN: 1341-4178  CODEN: TKGAFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2015年夏季は,関東地域においてPM2.5,光化学オキシダント(Ox)濃度が繰り返し上昇した。我々は,夏季の大気汚染について,地上の測定局だけでなく,上空も含めて評価するため,7月21日~8月20日の31日間にわたり,自由大気に位置する富士山頂にPM2.5シーケンシャルサンプラーを設置し,24時間単位の試料採取を行った。試料中に含まれる金属元素成分を調べ,埼玉県加須における24時間単位のPM2.5試料との比較を行った。富士山頂で採取したPM2.5には土壌由来の元素が多く含まれていたが,人為起源元素の濃縮が確認された。ヒ素(As)を石炭燃焼の指標,バナジウム(V)を石油燃焼の指標として,比率As/V比を調べたところ,富士山頂でのみ上昇した期間と,富士山頂と加須で同時に明瞭な上昇が見られた期間があり,夏季の関東地域においても,長距離輸送の影響を受けていたことがわかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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大気質調査測定一般  ,  粒状物調査測定 
引用文献 (29件):

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