文献
J-GLOBAL ID:201902252558657427   整理番号:19A0610379

側鎖結晶性ポリマーを用いた感温性粘着剤での粘着付与剤の効果の解明

The Effect of Tackifier on Temperature-Sensitive Adhesives with Polymers of Crystallizable Side-Chain
著者 (7件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 20-25(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
主鎖がポリアクリル酸であるポリアクリル酸と側鎖を有する結晶性オレフィンからなる感熱性接着剤Intellimerの表面構造と内部構造に及ぼす粘着付与剤による影響を,精密構造解析により明らかにすることに成功した。粘着付与剤は高温処理後の剥離特性を制御する役割を持つことが分かった。重合ロジンエステルの粘着付与剤の場合には,表面に粒状型の粘着付与剤が析出し,濃度が増加すると粒状型構造のサイズが増加することが分かった。粒状構造は熱処理後でも大きな変化を示さず,表面に析出した粒状構造が剥離特性に影響を及ぼすことを示した。一方,内部構造において,重合ロジンエステルは側鎖のオレフィン部分に溶解し,結晶構造とナノメートルスケール構造に大きな影響を持つことが分かった。さらに,高い耐熱性を有するスチレンオリゴマの粘着付与剤の場合について考察した。200°Cまでの熱処理では,スケール表面構造が観察されたが,250°Cでの熱処理により表面に粒状構造が観察された。高温による熱処理により粘着付与剤がより明確に析出し,冷却後の剥離性を改善することが分かった。ナノスケール構造において,スチレンオリゴマは主に相分離のサイズの温度依存性から側鎖のオレフィン部分に存在する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (1件):
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
接着剤の性質・試験 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る