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J-GLOBAL ID：202002262909209250   整理番号：20A1722347

津波避難時の旅行時間情報伝播モデルを用いた道路交通ネットワークのスループット低下要因分析

ANALYSIS ON NETWORK THROUGHPUT REDUCTION WITH TRAVEL TIME INFORMATION PROPAGATION MODEL OF TSUNAMI EVACUATION

著者 (3件)： 坂井勝哉 (台湾大 土木工) ,  口井雅之 (神戸大 大学院工学研究科) ,  井料隆雅 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 61  ページ： ROMBUNNO.PS2-37  発行年： 2020年05月29日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 災害時のドライバー間で行われる旅行時間情報伝播モデルを用いた分析では,情報伝播速度が遅すぎても早すぎても,道路交通ネットワークのスループットが低下することが知られている.本研究では,情報伝播速度の違いによりスループットが低下する原因について説明する.さらに,周回経路を含まないネットワークを対象に,リンクとノードをグルーピングすることで,スループットが低下する非効率なネットワーク箇所を特定する手法を提案する.災害時の情報伝播モデルを組み込んだ交通シミュレーションを用いて検証され,その結果,スループット低下要因を考慮した情報提供戦略を構築する必要性が示唆された.(著者抄録)

シソーラス用語： 津波 ,  避難 ,  旅行 ,  情報 ,  モデル ,  *道路交通 ,  *ネットワーク ,  *スループット ,  災害 ,  リンク ,  節点 ,  シミュレーション ,  *情報サービス ,  逆理 ,  経路選定
準シソーラス用語： ネットワーク解析 ,  ノード ,  パラドックス ,  交通シミュレーション ,  *情報提供 ,  *情報伝播

分類 (1件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

引用文献 (17件)：

• Hara, Y., Kuwahara, M.: Traffic Monitoring immediately after a major natural disaster as revealed by probe data - A case in Ishinomaki after the Great East Japan Earthquake, Transportation Research Part A: Policy and Practice, Vol. 75, pp.1-15, 2015.
• 清田裕太郎, 岩倉成志, 野中康弘: 東日本大震災時の都区内道路のグリッドロック現象に関する基礎的考察, 土木計画学研究・講演集,Vol.46, 2012.
• Mahmassani, H. S., Saberi, M., and Zockaie, A.: Urban network gridlock: theory, characteristics, and dynamics, Transportation Research Part C, Vol.36, No.1, pp.480-497, 2013.
• Daganzo, C.: Urban gridlock: macroscopic modeling and mitigation approaches, Transportation Research Part B, Vol.41, No.1, pp.49-62, 2007.
• 佐津川功季, 和田健太郎: 多起点 1 終点ネットワークに おける巨視的な交通性能解析, 交通工学研究発表会論文 集, Vol.35, pp.299-306, 2015.

タイトルに関連する用語 (8件)： 津波 ,  避難 ,  旅行時間 ,  情報伝播 ,  モデル ,  道路交通 ,  スループット ,  要因分析