特許
J-GLOBAL ID:202003014497455680

アクチュエータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 榎本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-038184
公開番号(公開出願番号):特開2020-143686
出願日: 2019年03月04日
公開日(公表日): 2020年09月10日
要約:
【課題】従来の固体シールに対して低い摺動抵抗を実現しつつ、摺動抵抗を変化させてバックドライバビリティを調整可能にする。【解決手段】アクチュエータシステム10は、作動流体が収容される作動流体室30と、作動流体室30を複数の室空間30A,30Bに分割するとともに、作動流体室30内への作動流体の供給による各室空間30A,30Bの圧力差により、駆動力を外部に伝達する回転ユニット17と、磁場を発生させる磁場発生手段37,38,39とを備える。回転ユニット17は、作動流体室30に対して隙間35を介して摺動可能に設けられ、隙間35には、磁場が作用するとともに、磁場強度に応じて粘性が変化する磁気粘性流体が介装され、磁場発生手段37,38,39は、磁場強度を調整可能に設けられ、隙間35内の磁気粘性流体の粘性を変化させることで、作動流体室30に対する回転ユニット17の摺動抵抗を可変にする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
作動流体の流体圧により駆動力を発生させるアクチュエータ本体と、当該アクチュエータ本体に前記作動流体を供給する流体供給手段とを備えたアクチュエータシステムにおいて、 前記アクチュエータ本体は、前記流体供給手段に繋がって前記作動流体が収容される作動流体室と、当該作動流体室を複数の室空間に分割するとともに、前記作動流体室内への前記作動流体の供給による前記各室空間の圧力差により、前記駆動力を外部に伝達する動作部と、磁場を発生させる磁場発生手段とを備え、 前記動作部は、前記作動流体室に対して隙間を介して摺動可能に設けられ、 前記隙間には、前記磁場が作用するとともに、磁場強度に応じて粘性が変化する磁気機能性流体が介装され、 前記磁場発生手段は、前記磁場強度を調整可能に設けられ、前記隙間内の前記磁気機能性流体の粘性を変化させることで、前記作動流体室に対する前記動作部の摺動抵抗を可変にすることを特徴とするアクチュエータシステム。
IPC (3件):
F15B 21/06 ,  F15B 15/14 ,  F15B 15/12
FI (3件):
F15B21/06 ,  F15B15/14 345A ,  F15B15/12 G
Fターム (10件):
3H081AA03 ,  3H081AA28 ,  3H081BB05 ,  3H081CC29 ,  3H081HH10 ,  3H082AA30 ,  3H082CC05 ,  3H082DC05 ,  3H082DC08 ,  3H082EE06
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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