文献

J-GLOBAL ID：202102246109496668   整理番号：21A1995584

電子ビーム積層造形法によるβ相含有γ-TiAl合金の健全造形と組織制御

High Precision Manufacturing and Microstructure Control of β-containing γ-TiAl Alloy through Electron Beam Melting

著者 (10件)： 趙研 (大阪大 大学院工学研究科) ,  趙研 (大阪大 大学院工学研究科 異方性カスタム設計・AM研究開発セ) ,  川端はじめ (大阪大 大学院工学研究科) ,  尾堂裕隆 (大阪大 大学院工学研究科) ,  林竜弘 (大阪大 大学院工学研究科) ,  安田弘行 (大阪大 大学院工学研究科) ,  安田弘行 (大阪大 大学院工学研究科 異方性カスタム設計・AM研究開発セ) ,  竹山雅夫 (東京工大) ,  中野貴由 (大阪大 大学院工学研究科) ,  中野貴由 (大阪大 大学院工学研究科 異方性カスタム設計・AM研究開発セ)
資料名： スマートプロセス学会誌  (Journal of Smart Processing - for Materials, Environment & Energy -)
巻： 10  号： 4  ページ： 240-245  発行年： 2021年07月10日 
JST資料番号： F0907C  ISSN： 2186-702X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電子ビーム融解プロセスで作製したb含有Ti-44Al-4Cr合金棒の構造健全性とミクロ組織に及ぼす,加工パラメータによって決定された入力エネルギー密度の影響を調べた。良好な寸法精度でロッドを得るために,入力エネルギー密度を制御することが重要であることを見出した。さらに,ロッドの微細構造は入力エネルギー密度に強く依存することも分かった。より高いエネルギー密度で作製したロッドは,均一なα₂/β/γ混合構造を示す。一方,ラメラ結晶粒の結晶粒界で不連続に析出する超微細α₂/γラメラ結晶粒とβ/γセルは,より低いエネルギー密度で見ることができる。ユニークな超微細ラメラ粒は,急速冷却で形成された大きな結晶粒から発生している。合金の強度と延性は,それぞれ超微細ラメラ結晶粒とβ/γセルの体積率に密接に関連している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *チタン合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  クロム含有合金 ,  *電子ビーム融解 ,  金属棒 ,  健全性 ,  プロセスパラメータ ,  寸法精度 ,  エネルギー密度 ,  *金属組織 ,  結晶粒微細化 ,  引張強さ ,  延性 ,  金属間化合物
準シソーラス用語： 構造健全性 ,  入力エネルギー

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電子ビーム積層造形 ,  β相 ,  TiAl合金 ,  造形 ,  組織制御