特許
J-GLOBAL ID:202103003310603112

管内移動体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 榎本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-235650
公開番号(公開出願番号):特開2021-105405
出願日: 2019年12月26日
公開日(公表日): 2021年07月26日
要約:
【課題】比較的に簡易な構造により全体の小型化を図りつつ、直管状のみならず、屈曲、分岐、段差を有する様々な管路内での高速移動を可能にすること。【解決手段】管内移動体10は、中心軸C回りに回転可能な前後の脚車輪部11,12と、脚車輪部11,12の間に配置された中央部14とを有する。各脚車輪部11,12は、周方向に沿う複数箇所に設けられた車輪20を含む。車輪20は、ガス管Gの内壁面に接触した状態で脚車輪部11,12が回転しながら螺旋状に転動可能となるように傾いた方向に配置され、前後の脚車輪部11,12が逆方向に回転したときに同一方向に転動するように前後逆向きに配置される。中央部14は、前側の脚車輪部11を回転させるための前側駆動機構と、後側の脚車輪部12を回転させるための後側駆動機構とを備え、前後の脚車輪部11,12の動作が相殺されると、中心軸C回りに自転可能な構造をなす。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
管路内を移動する管内移動体において、 所定の回転軸回りに回転可能となるように、前側及び後側それぞれに設けられた脚車輪部と、これら前後の脚車輪部の間に配置された中央部とを備え、 前記各脚車輪部は、周方向に沿う複数箇所に設けられた車輪と、これら車輪を支持する車輪支持体とを備え、 前記車輪は、前記管路の内壁面に接触した状態で前記脚車輪部が回転しながら前記内壁面を螺旋状に転動可能となるように、管内移動体の直進方向に対する垂直面から所定の角度分傾いた方向に沿って配置されるとともに、前記脚車輪部が前後で逆方向に回転したときに同一方向に転動するように前後逆向きに配置され、 前記車輪支持体は、前記内壁面に前記車輪を接触させるように前記車輪を支持可能な構造をなし、 前記中央部は、前側の前記脚車輪部を回転させる方向の駆動力を当該脚車輪部に付与する前側駆動機構と、後側の前記脚車輪部を回転させる方向の駆動力を当該脚車輪部に付与する後側駆動機構とを備えるとともに、これら前側駆動機構及び後側駆動機構により、前後の前記脚車輪部を相互に同一方向に回転させる方向の駆動力が当該各脚車輪部に付与され、これら前後の脚車輪部の動作が相殺されると、前記回転軸回りに自転可能な構造をなすことを特徴とする管内移動体。
IPC (3件):
F16L 55/26 ,  B61B 13/10 ,  F16L 55/32
FI (3件):
F16L55/26 ,  B61B13/10 ,  F16L55/32
引用特許:
審査官引用 (6件)
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