特許
J-GLOBAL ID:202203001877871406

方向変換装置及び動力伝達システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 榎本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-131382
公開番号(公開出願番号):特開2022-028161
出願日: 2020年08月03日
公開日(公表日): 2022年02月16日
要約:
【課題】所望とする高いバックドライバビリティと高い応答性を有する方向変換装置を提供する。 【解決手段】方向変換装置11は、一方向に回転する入力回転軸14と、出力側の出力回転軸15と、入力回転軸14から出力回転軸15に逆方向に回転動力を伝達する歯車機構16と、入力回転軸14及び出力回転軸15を支持するとともに、入力回転軸14と同一方向に自転可能に構成された収容体17と、収容体17の内部に歯車機構16とともに収容されるMR流体の粘性を調整する粘性調整部25と、オン/オフ操作によって収容体17の自転の阻止と許容を切り換え可能に動作するブレーキ機構18とを備えている。方向変換装置11では、MR流体の粘性に応じた歯車機構16の動作調整とブレーキ機構18の切り換えによる収容体17の自転の有無とにより、出力回転軸15の回転方向を切り換える。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一方向の回転入力を正逆何れかの方向の回転出力に切り換える方向変換装置において、 入力側からの動力により前記一方向に回転する入力回転軸と、回転可能に出力側に配置される出力回転軸と、前記入力回転軸から前記出力回転軸への動力伝達を可能に構成された歯車機構と、前記入力回転軸及び前記出力回転軸を支持するとともに、前記歯車機構が内部に収容される収容体と、前記歯車機構及び前記収容体の動作を調整する動作調整手段とを備え、 前記歯車機構は、前記入力回転軸と前記出力回転軸を逆方向に回転させるように動作し、 前記収容体は、前記入力回転軸と同一方向に自転可能に構成され、 前記動作調整手段は、前記収容体の内部に前記歯車機構とともに収容され、周囲の外場の変化により粘性が変化する機能性流体と、当該機能性流体の粘性を調整する粘性調整部と、オン/オフ操作によって前記収容体の自転の阻止と許容を切り換え可能に動作するブレーキ機構とを備え、前記機能性流体の粘性に応じた前記歯車機構の動作調整と前記ブレーキ機構の切り換えによる前記自転の有無とにより、前記出力回転軸の回転方向を切り換えることを特徴とする方向変換装置。
IPC (2件):
F16H 35/00 ,  F16H 1/14
FI (2件):
F16H35/00 B ,  F16H1/14
Fターム (8件):
3J009DA20 ,  3J009EA03 ,  3J009EA16 ,  3J009EA25 ,  3J009EA32 ,  3J009ED06 ,  3J009ED07 ,  3J009FA26
引用特許:
出願人引用 (2件)

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