文献
J-GLOBAL ID:201202268750642845   整理番号:12A0163732

MgO単結晶基板上におけるFePt,FePd,CoPt,およびCoPd合金薄膜のエピタキシャル成長

Epitaxial Growth of FePt,FePd,CoPt,and CoPd Alloy Thin Films on MgO Single-Crystal Substrates
著者 (4件):
資料名:
巻: 111  号: 350(MR2011 25-33)  ページ: 41-48  発行年: 2011年12月08日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
超高真空RFマグネトロンスパッタリング法によりMgO単結晶基板上にエピタキシャルFePt,FePd,CoPt,およびCoPd合金薄膜を形成し,膜材料,基板結晶方位,および基板温度が,膜成長,膜構造,および磁気特性に及ぼす影響について系統的に調べた。高い基板温度で形成したFePtおよびFePd膜に対して,MgO(001),(110),(111)のいずれの基板上においても,L10規則相が得られた。また,基板温度600°CでMgO(001),(110)基板上に形成したCoPt膜に対しても,L10規則相が形成された。これらの膜では,基板温度の上昇に伴い,L10相への規則化が進行した。L10相への規則度は膜材料により変化し,FePd>FePt>CoPtの順に高い規則度が得られた。MgO(001)基板上では,L10-FePd膜はc軸が基板面と垂直である(001)結晶から構成されているのに対し,L10-FePtおよびL10-CoPt膜は(001)結晶に加え,c軸が基板面と平行となった(100)結晶を含むことが分かった。MgO(110)基板上では,L10-FePtおよびL10-FePd膜はc軸が基板面と平行である(110)結晶とc軸が膜面垂直方向から約45°傾斜した(011)結晶の複合結晶膜であるのに対し,L10-CoPt膜は(110)結晶のみから構成された。MgO(111)基板上では,c軸が膜面垂直方向から約55°傾斜した(111)面が基板面と平行に配向したL10-FePtおよびL10-FePd膜がエピタキシャル成長した。MgO(111)基板上に形成したCoPt膜に対しては,準安定相であるL11規則相が得られた。基板温度を上昇に伴いL11相への規則化が促進されたが,基板温度が300°Cを超えると規則度が減少した。CoPd膜に対しては,いずれの規則相も形成されなかった。磁気特性は,膜の結晶構造,結晶方位,および規則度により変化した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
薄膜成長技術・装置  ,  金属薄膜  ,  磁性材料 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る