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J-GLOBAL ID：201502215103176413   整理番号：15A0862708

固相抽出-液体クロマトグラフ-質量分析計による水道水中フェノール類の検査法の開発とその妥当性評価

Development and Validation of Analytical Method for Determination of Phenols in Drinking Water Using Solid Phase Extraction and Liquid Chromatography Mass Spectrometry (SPE-LC/MS)

著者 (9件)： 久保田領志 (医薬品食品衛生研) ,  小林憲弘 (医薬品食品衛生研) ,  齋藤信裕 (仙台市 水道局) ,  鈴木俊也 (東京都健康安全研究セ) ,  小杉有希 (東京都健康安全研究セ) ,  田中美奈子 (千葉県 水道局 水質セ) ,  塚本多矩 (日本水道協) ,  平林達也 (大阪市 水道局 工務部 水質試) ,  五十嵐良明 (医薬品食品衛生研)
資料名： 水道協会雑誌  (Journal of Japan Water Works Association)
巻： 84  号： 7  ページ： 2-15  発行年： 2015年07月01日 
JST資料番号： G0025A  ISSN： 0371-0785  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水道水中フェノール類の標準検査法を迅速・簡便化するため,固相抽出-液体クロマトグラフ-質量分析法を検討した。その結果,全15化合物のピーク分離が良好なLC条件を確立し,また,固相カラムの乾燥時間の短縮化や溶出溶媒量の少量化等により,前処理時間を現行法の1/2以下に大幅に短縮できる方法を開発した。開発した検査法について,多施設共同試験による妥当性評価試験を実施した。水道水を用いて添加回収試験を行い,妥当性評価ガイドラインの性能パラメータが目標を満たすか評価した結果,真度(回収率),併行精度及び室間精度から外挿して評価した室内精度も目標を満たしたことから,本検査法は妥当であると判断した。(著者抄録)

シソーラス用語： *水道水 ,  *フェノール類 ,  固相抽出 ,  *LC-MS分析 ,  点検 ,  研究 ,  管理 ,  *水質試験
準シソーラス用語： 精度管理 ,  妥当性確認 ,  妥当性研究

分類 (1件)： 水質調査測定一般  (SB02060X)

引用文献 (7件)：

• 田中航也、服部晋也:水道水質基準項目への液体クロマトグラフ-質量分析法の検討、用水と廃水、Vol.50,No.11,65-72(2008).
• 厚生労働省:厚生労働省健康局水道課長通知「水道水質検査方法の妥当性評価ガイドラインについて」(健水発0906第1号)平成24年9月6日(2012)
• 厚生労働省:厚生労働省健康局水道課長通知「水質基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等並びに水道水質管理における留意事項について」(健水発第1010001号)(別添5水質基準項目の測定精度)平成15年10月10日(2003)
• 厚生労働省:厚生労働省健康局水道課「水道水質検査方法の妥当性評価ガイドラインに関する質疑応答集(Q&A)について」(平成26年1月15日付け事務連絡)(2014)
• SRC PhysProp Database, http://esc.syrres.com/fatepointer/search.asp

タイトルに関連する用語 (9件)： 固相抽出 ,  液体クロマトグラフ ,  質量分析計 ,  水道水 ,  フェノール類 ,  検査 ,  開発 ,  妥当性 ,  評価