文献
J-GLOBAL ID:201602274605411799   整理番号:16A1107036

水道水中のカルタップ・ピラクロニル・フェリムゾンLC/MS/MS一斉分析法の開発と妥当性評価

Development and Validation of an Analytical Method for the Simultaneous Determination of Cartap, Pyraclonil, and Ferimzone in Drinking Water Using LC/MS/MS
著者 (16件):
資料名:
巻: 85  号: 10  ページ: 7-21  発行年: 2016年10月01日 
JST資料番号: G0025A  ISSN: 0371-0785  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水道水中のカルタップ,ピラクロニルおよびフェリムゾンのLC/MS/MSによる一斉分析法を確立するために,これら3農薬の一斉分析が可能な分析条件について検討した。標準液を用いてLC/MS/MS分析条件を最適化した結果,3農薬とも良好なピーク形状と分離が得られる条件を確立することができた。また,アスコルビン酸ナトリウムあるいはチオ硫酸ナトリウムで脱塩素処理した水道水に,各農薬をそれぞれの目標値の1/10および1/100となるように添加した試料を分析した結果から,チオ硫酸ナトリウムで脱塩素処理することが適切であることが分かった。さらに,本研究で確立した分析法の妥当性を評価するために,国立医薬品食品衛生研究所,水道事業体5機関,登録検査機関3機関および分析機器メーカー2機関の合計11機関において,本分析法により水道水を用いた添加回収試験を行った。各機関が採取した水道水に,各農薬をそれぞれの目標値の1/10および1/100となるように添加した試料を分析し,各機関のLC/MS/MS分析条件を比較するとともに,検量線,選択性,真度,併行精度および室内精度について評価した。試験の結果,検量線の直線性および繰り返し測定の精度は良好であった。また,選択性に関しても,いずれの添加濃度においても各農薬のピーク分離は良好であり,定量に十分なピーク強度が得られた。さらに,3農薬ともに全機関で真度および併行精度が「水道水質検査方法の妥当性評価ガイドライン」の目標を満たし,室間精度も同ガイドラインの室内精度の目標を満たした。以上のことから,本分析法は水道水中のカルタップ,ピラクロニルおよびフェリムゾンの一斉分析法として有用と考えられる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水質調査測定一般 
引用文献 (28件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る