奈良一秀

ナラカズヒデ | Nara Kazuhide

所属機関・部署：
職名：教授
ホームページURL (1件)： http://www.edu.k.u-tokyo.ac.jp/nara_lab/

研究分野 (2件)：生物資源保全学 , 森林科学

研究キーワード (10件)：森林微生物 , 森林生態 , 絶滅危惧植物 , 菌根菌 , 一次遷移 , 系統分類 , 根圏バクテリア , nutrient dynamics , primary succession , mycorrhizal fungi

競争的資金等の研究課題 (27件)：

2015 - 2020 南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明

2015 - 2018 絶滅危惧樹木と共生微生物の生態的相互作用の解明

2015 - 2017 林床植物を支える土壌微生物環境の解明

2013 - 2017 東アジアの森林を支える菌根菌ネットワークの生態系機能の解明

2013 - 2016 東南アジアの持続的森林施業を実現する菌根菌の探索

2013 - 2015 森林の分断化が菌根菌の群集構造と遺伝的多様性に及ぼす影響の解明

2012 - 2015 南西諸島の自然林および人工林の外生菌根菌群集の解明

2012 - 2014 ストレスに対する植物の防御応答シグナルは菌根菌ネットワークを介して伝達されるか?

2010 - 2014 樹木細根系の物質循環と共生微生物の機能

2011 - 2012 樹木の成長を支える共生菌の交配育種技術の開発

2008 - 2011 中国の鉱山性荒廃地における微生物多様性を活用した植生回復に関する研究

2009 - 2010 菌根菌の埋土胞子バンクを探る

2007 - 2009 森林形成過程における樹木と土壌微生物の相互作用解析

2007 - 2009 アジアの荒廃地で森林再生に不可欠な菌根菌を探る

2004 - 2008 森林樹木種および外生菌根菌種の網羅的分子遺伝解析と分子生態データベースの構築

2002 - 2006 根圏における生物共生機能の解明

2004 - 2005 フィールド実験による樹木-菌根菌共生系の機能解析

2001 - 2003 DNA多型解析と安定同位体トレーサー試験による森林成立・再生過程の解明

2000 - 2001 土壌中の窒素形態が外生菌根菌の生育と樹木の成長に及ぼす影響

2000 - 2001 マツ材線虫病の病徴制御因子の分子生理学的解明

1998 - 2000 外生菌根菌を利用した育苗法・造林法の開発

1995 - 1997 新しい森林管理法「家系管理法」の確立

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論文 (102件)：

立田悠土, 奈良一秀, 阿部寛史, 張鵬翼. 日本のチョウセンゴヨウ林における外生菌根菌群集. 日本森林学会大会発表データベース. 2023. 134. 637
阿部寛史, 奈良一秀. 日本産ゴヨウマツの外生菌根菌群集構造. 日本森林学会大会発表データベース. 2023. 134. 634
Keita Henry Okada, Hiroshi Abe, Yosuke Matsuda, Kazuhide Nara. Spatial distribution of spore banks of ectomycorrhizal fungus, Rhizopogon togasawarius, at Pseudotsuga japonica forest boundaries. Journal of Forest Research. 2022. 27. 4. 308-314
Daniel Janowski, Kazuhide Nara. Unique host effect of Tilia japonica on ectomycorrhizal fungal communities independent of the tree's dominance: A rare example of a generalist host?. Global Ecology and Conservation. 2021. 31
Akihiko Kinoshita, Hiromi Sasaki, Takamichi Orihara, Minoru Nakajima, Kazuhide Nara. Tuber iryudaense and T. tomentosum: Two new truffles encased in tomentose mycelium from Japan. MYCOLOGIA. 2021. 113. 3. 653-663

MISC (46件)：

村田政穂, 金谷整一, 奈良一秀. ヤクタネショウロ埋土胞子の宿主選好性. 日本森林学会大会学術講演集. 2021. 132nd
杉山賢子, 村田政穂, 奈良一秀, 大園享司. 菌類の個体群・群集動態-外生菌根菌の事例より. 日本生態学会大会講演要旨(Web). 2020. 67th
村田政穂, 金谷整一, 奈良一秀. ヤクタネショウロの埋土胞子は何年生きるのか:過去の松枯れ被害地から推定. 日本森林学会大会学術講演集. 2020. 131st
大嶋健資, 杉山賢子, 金谷整一, 村田政穂, 奈良一秀. 絶滅危惧樹木ヤクタネゴヨウ保全のための外生菌根菌の遺伝的救助. 日本森林学会大会学術講演集. 2020. 131st
安井瞭, 岡本透, 寺嶋芳江, 寺嶋芳江, HELBERT Helbert, 奈良一秀. 琉球松林の外生菌根菌群集と森林の履歴:江戸時代の植生情報の利用. 日本森林学会大会学術講演集. 2020. 131st

書籍 (7件)：

キノコが森を作る!? 不毛の大地で助け合う樹木と菌. In 生き物ワンダーランド - 深海から宇宙まで - 生物学者のフィールドノート (小林・工藤編)
文一総合出版 2018
地下生菌識別図鑑
誠文堂新光社 2016
The role of ectomycorrhizal networks in seedling establishment and primary succession. In: Mycorrhizal Network, Ecological studies series, Tom Horton ed.
Springer 2015
N-15 enrichment methods to quantify two-way nitrogen transfer between plants linked by mychorrhizal networks. In: Symbiotic Fungi: Principles and Practice (2nd edition), Ajit Varma and Amit Kharkwal, eds.
Springer, Germany, 2009
Community development patterns and ecological functions of ectomycorrhizal fungi: implication from primary succession. In Mycorrhiza (3rd edition), Ajit Varma ed.
Springer, Germany 2008

学歴 (2件)：

学位 (1件)：

経歴 (4件)：

所属学会 (5件)：

微生物生態学会 , 日本生態学会 , 森林立地学会 , 日本菌学会 , 日本森林学会

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