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J-GLOBAL ID：200902200474026613   整理番号：08A1251439

粒子群最適化法のためのParticle言語の開発

著者 (3件)： 森山賀文 (有明工高専) ,  飯村伊智郎 (熊本県大 総合管理) ,  中山茂 (鹿児島大 工)
資料名： 情報文化学会誌  (Journal of Japan Information-Culturology Society)
巻： 15  号： 2  ページ： 85-90  発行年： 2008年11月30日 
JST資料番号： L4116A  ISSN： 1340-6531  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 進化論的計算手法として粒子群最適化(PSO)は単峰性の関数最適化問題において遺伝的アルゴリズムよりも優れた解探索能力を持つが,煩雑なコーディング作業が必要とされる。本論文では,一般ユーザでも容易に利用できるPSOに特化したParticle言語を開発した。Java言語にPSO特有の処理に関するキーワードを追加定義し,1)PSO処理開始メソッドの呼出し,2)評価関数定義メソッドの定義,3)particle構文によるメソッドや変数に関する情報の指定を行うだけで,PSO処理に必要なメソッドなどはParticle言語用コンパイラparticlecによって補完される。具体的には,i)particlecによるParticle言語記述プログラムの構文解析とJava言語プログラムへの変換,ii)Java言語コンパイラjavacによるJavaバイトコードへの変換,iii)Java仮想マシンでの実行という手順をとる。i)ではparticle構文で指定された情報を用い,GUI(Graphical User Interface)による視覚的な結果表示用メソッドが追加されるので,解探索家庭を容易に把握できる。被験者に対するアンケート調査ではJava言語に関する基本的な知識があればPSOを容易に扱えることが確かめられた。

シソーラス用語： *最適化手法 ,  *高水準言語 ,  言語設計 ,  遺伝的アルゴリズム ,  Java ,  キーワード ,  評価関数 ,  *コンパイラ ,  プログラム変換 ,  バーコード ,  仮想機械システム ,  GUI【計算機】 ,  アンケート ,  システム評価
準シソーラス用語： *Particle言語 ,  *パーティクルスウォーム最適化 ,  仮想マシン

分類 (3件)： その他のオペレーションズリサーチの手法  (KA03070E) ,  汎用プログラミング言語  (JD03051H) ,  言語プロセッサ  (JD03040F)

引用文献 (9件)：

• GOLDBERG, D. E. Genetic Algorithms in Search, Optimization, and Machine Learning. 1989
• 森一之. 免疫アルゴリズムによる多峰性関数最適化. 電気学会論文誌C. 1997, 117, 5, 593-598
• BONABEAU, E. Swarm Intelligence-From Aatural to Aritficial Systems. 1999
• 吉永孝二. 遺伝的アルゴリズムのための Gene 言語の開発. 情報文化学会論文誌. 2005, 12, 1, 18-25
• 森山賀文. 免疫アルゴリズムのための Immune 言語の開発. 情報文化学会論文誌. 2006, 13, 2, 3-11

タイトルに関連する用語 (3件)： 粒子群最適化 ,  言語 ,  開発