文献
J-GLOBAL ID:200902212372653000   整理番号:08A0397715

INTEX-NA時に,陸続きの米国上で観測した,大気中のCO2の信号の特性

Characteristics of the atmospheric CO2 signal as observed over the conterminous United States during INTEX-NA
著者 (15件):
資料名:
巻: 113  号: D7  ページ: D07301-D07301-16  発行年: 2008年04月15日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
広域の大気研究の輸送と変化に対する国際的コンソーシアム(ICARTT)の一部である,北米での大陸内化学輸送実験(INTEX-NA)調査時,NASAーDC8航空機による大気CO2の高分解能の現場測定を行った。2004年の夏に,全部で160時間の18回の測定飛行を,緯度27~53°N,36~139°Wの地域で,高度0.15~12kmの範囲で行った。以上の大規模調査は,北米とその周辺の海盆で以前に僅かにサンプルした地域上での,大気のCO2信号の特徴を検証する機会を与える。観測によれば,INTEX-NA捕集域上を横断した気団に影響する,多数の発生源・シンク過程による,≦18%の大きな変動を示す。地表のフラックスは,大陸規模濃度勾配に強い影響を与える。ミシシッピー河の東で,CO2吸収の明瞭な指標が見られ,その結果下層2~3km以下で,持続的なCO2濃度低下が見られる。LANDSAT,MODISデ-タと大気CO2測定値を結び付けると,最低CO2混合比(337ppm)は,トウモロコシ,大豆を植付けた,やや大陸性の農地と結びつく。CO,O3,C2Cl4,C2H6,C2H2とその他の独特なトレーサを用いて,気団型を区別した。以上の明確な気団標識を輸送の歴史と結合し,対流の同定,成層圏ー対流圏交換,東アジアからの長距離輸送,寒帯林火災,大陸からの流出が多重規模での競合過程として働き,濃度観測値に影響する。本研究結果より,以上の因子はCO2混合比の大規模な分布に寄与する重要な因子である,それ故に以上の観測は,北米の炭素収支の計算への新しい条件を与えると考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気圏環境汚染 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る