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J-GLOBAL ID:200902212373575525   整理番号:08A0086142

Drosophilaにおけるメスフェロモン性クチクラ炭化水素の生合成に含まれるデサチュラーゼの進化と求愛行動

Evolution of a desaturase involved in female pheromonal cuticular hydrocarbon biosynthesis and courtship behavior in Drosophila
著者 (4件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 244-255  発行年: 2008年02月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Drosophila種はメスフェロモン性クチクラ炭化水素で多型をしめし,D.simulansは7-モノエン,大部分のD.melanogasterでは7,11-ジエン(数種のアフリカ種では5,9-ジエン)を産生する。メス性差デサチュラーゼdesatFはD.melanogasterにのみ発現され,7,11-ジエン合成に関与する。desatFの5,9-ジエンハエにおける役割を調べるため,5,9-ジエン株ノックダウン種を作り,desatFが5,9-ジエン形成に含まれることを見た。D.melanogaster/D.simulansハイブリッドを作り,ハイブリッドメスはジエンを産生し,D.melanogasterオスから正常に求愛をうけるが交尾に至らなかった。D.melanogaster desatF.遺伝子が染色体に欠如したハイブリッドはジエンを産生せず,D.simulansオスから正常に求愛された。D.simulans親株の種類により,7~19%は交尾に成功した。D.simulans プロモータ領域は株により21~23%のギャップを持ち,D.melanogasterプロモータ領域と86~89%の相同性(コード領域は93~94%の相同性)を示した。これらの相違は,クチクラ炭化水素プロフィルに寄与する両種間のdesatFの機能的多型が種間の有効なバリアとなることを説明するものであった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物の生化学  ,  集団遺伝学 

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