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J-GLOBAL ID：200902212375075694   整理番号：09A0442216

カルコゲン化物ガラス及び過冷液体におけるガラス転移近傍の振動エントロピー

Vibrational entropy near glass transition in a chalcogenide glass and supercooled liquid

著者 (3件)： GJERSING E.l. (Dept. of Chemical Engineering and Materials Sci., Univ. of California at Davis, One Shields Avenue, Davis, CA 95616, USA) ,  SEN S. (Dept. of Chemical Engineering and Materials Sci., Univ. of California at Davis, One Shields Avenue, Davis, CA 95616, USA) ,  AITKEN B.g. (Glass Res. Div., Corning Inc., Corning, NY 14831, USA)
資料名： Journal of Non-Crystalline Solids  (Journal of Non-Crystalline Solids)
巻： 355  号： 10-12  ページ： 748-752  発行年： 2009年05月01日 
JST資料番号： D0642A  ISSN： 0022-3093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 298Kと500Kの間の範囲にある温度で,Ge₂₀Se₈₀ガラス及び過冷液体に関するラマン分光法による測定を実施した。ガラス転移を横切る振動及び配置エントロピーの相対寄与を推定するために,振動モード周波数の温度に依存する軟化を,室温での利用可能な振動状態密度と連結して用いた。ガラス転移より上の付加的エントロピーのほぼ20%は,振動的であると推定した。振動モード軟化に及ぼす熱膨張の効果は,T_gより上の温度での振動及び配置エントロピーの間の可能なカップリングを意味する振動エントロピーの非調和成分を説明するためには不十分であることを見出した。これらの効果は,ガラス転移のさまざまな様相の理解を具体化する点で重要な影響がある可能性がある。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カルコゲン化物ガラス ,  *過冷却液体 ,  *ガラス転移 ,  *エントロピー ,  振動 ,  振動モード ,  熱膨張 ,  非調和振動 ,  配置 ,  状態密度

分類 (4件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  非晶質の構造一般  (BK04010S) ,  相転移・臨界現象一般  (BL04010V) ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08063C)

タイトルに関連する用語 (5件)： カルコゲン化物ガラス ,  過冷液体 ,  ガラス転移 ,  近傍 ,  振動エントロピー