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文献
J-GLOBAL ID:200902212383222167   整理番号:09A0843599

核受容体ヒトRev-erbβとDrosophila melanogaster E75は酸化還元を仲介するリガンドのスイッチングを受けるチオール基をもつヘム蛋白質でCO及びNOと結合する

Nuclear Receptors Homo sapiens Rev-erbβ and Drosophila melanogaster E75 Are Thiolate-Ligated Heme Proteins Which Undergo Redox-Mediated Ligand Switching and Bind CO and NO
著者 (7件):
資料名:
巻: 48  号: 29  ページ: 7056-7071  発行年: 2009年07月28日 
JST資料番号: B0270B  ISSN: 0006-2960  CODEN: BICHAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトRev-erbβとショウジョウバエE75核受容体のリガンド結合ドメインへのヘム結合を,電子吸収,MCD,ラマン分光,ESRなどで解析した。どちらの蛋白質も酸化還元に依存するリガンドのスイッチングとCO-とNO-誘導リガンドの置換を受けた。Fe(III)酸化状態では,ヘムはシスチンと6位で配位し,リガンドは中性ドナーのヒスチジンだった。ヘムがFe(II)に還元されると,シスチンは異なる中性ドナーにかわった。いずれの受容体においてもCOは6番目の中性リガンドの反対側でFe(II)ヘムに結合した。しかしNO-ヘムはどちらのタンパク質に結合したものの,E75では5位に配位し,Rev-erbβでは6位に配位した。これらの配位の性質は,酸化還元やガスセンサーと類似していたことから,Rev-erbβやE75はヘム,酸化還元,ガス調節の細胞内制御機能を持っていると示唆した。
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細胞膜の受容体 
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