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J-GLOBAL ID:200902212383853833   整理番号:08A0372036

硫酸含有廃水の回分メタン発酵に及ぼすニトリロトリ酢酸の影響

Effect of nitrilotriacetic acid on batch methane fermentation of sulfate-containing wastewater
著者 (3件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 553-558  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: C0250B  ISSN: 1359-5113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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硫酸含有有機廃水の処理中におけるメタン産生及び硫酸還元に及ぼすニトリロトリ酢酸(NTA)の影響を回分培養により調べた。メタン発酵は刺激され,硫酸還元は阻害された。100μM NTAの存在下,酢酸ナトリウム濃度7.0g/L,温度35°C,及びCOD/硫酸根比0.9~15.0において,メタン産生は20.8~42.4%に増加し硫酸還元速度は33.0~76.0%へ減少した。バイオマスの補酵素濃度はF430に対し0.12から0.20μモルNi/g容量懸濁液(VSS)となり,CoMに対し0.30から1.06μモル/g,VSSとなった。COD除去は上昇し,メタン産生菌(MPB)に対する栄養素欠乏はメタン発酵に影響した。NTAの添加により,NTA-金属複合体を形成し,バイオマス中の微量金属の種形成は変化した。バイオマス中の硫化物区分におけるニッケル及びコバルトは145.9及び50.0μg/gTSSから86.3及び42.9へ減少し,残区分は4.4~9.0倍増加した。NTAはコバルト及びニッケルの集中化を高め,MPBに対する微量金属の有効性を高めメタン産生を促進した。適切な栄養素の生物適合性は硫酸含有廃水のメタン発酵の硫酸還元菌(SRB)と競合するMPBの重要な因子であった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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微生物代謝産物の生産  ,  脂肪族化合物一般  ,  代謝と栄養 
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