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J-GLOBAL ID：200902212383922843   整理番号：09A1134884

最近のナノフォトニクス メタマテリアルによる非線形光学効果

著者 (2件)： 岡本敏弘 (徳島大 大学院) ,  原口雅宣 (徳島大 大学院)
資料名： 光技術コンタクト  (Optical and Electro-Optical Engineering Contact)
巻： 47  号： 10  ページ： 537-542  発行年： 2009年10月20日 
JST資料番号： S0624A  ISSN： 0913-7289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非線形光学現象は,光源の波長変換や光変調などに応用され,計測や光通信などの分野の欠かせない現象となっている。ここでは,メタマテリアルによる非線形光学現象として波長変換と屈折率変調に着目し,研究例を交えて説明した。波長を変換するメタマテリアル,屈折率変化するメタマテリアル,メタマテリアルの研究開発を説明した。波長を変換するメタマテリアルでは,高調波発生,四光波混合,後退波位相整合を述べた。また,キャパシタンスやインダクタンスの動的制御,光Kerr効果を用いた透磁率の変調を述べた。さらに,メタマテリアルによる非線形光学効果の例として波長変換と動的屈折率変調に注目し,この分野での研究事例を説明した。非線形光学現象は,波長変換による光源や屈折率変調による情報処理デバイスなどメタマテリアルの応用を考える上で重要な現象である。

シソーラス用語： *ナノ構造 ,  近接場 ,  *人工材料 ,  機能材料 ,  *光学材料 ,  非線形光学 ,  インダクタンス ,  静電容量 ,  Kerr効果 ,  四光波混合 ,  研究開発 ,  周波数変換 ,  位相整合 ,  情報処理 ,  屈折率 ,  光変調 ,  透磁率
準シソーラス用語： *ナノフォトニクス ,  *メタマテリアル ,  動的制御 ,  *非線形光学効果

分類 (4件)： 光集積回路,集積光学  (BD06050D) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V) ,  非線形光学  (BD05000T) ,  光物性一般  (BM08010A)

引用文献 (22件)：

• T. Okamoto, H. Koizumi, M. Haraguchi, M. Fukui and A. Otomo, Appi. Phys. Exp. 1, 062003(2008)
• M. Haraguchi, T. Okamoto, T. Inoue, M. Nakagaki, H. Koizumi, K. Yamaguchi, L. Cai, M. Fukui, M. Kamano and M. Fujii, IEEE J. Select. Topics Quantum Electron., 14, 1540(2008)
• J. B. Pendry, A. J. Holden, D. J. Robbins, and W. J. Stewart, IEEE Trans. Microwave Theory Tech.47, 2075(1999)
• 石原照也監修:“メタマテリアル--最新技術と応用--, 材料編第6章, シーエムシー出版,(2007)
• 岡本敏弘, 原口雅宣, 福井萬壽夫., 光アライアンス.20, 21(2009)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナノフォトニクス ,  メタマテリアル ,  非線形光学効果