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J-GLOBAL ID:200902212386404029   整理番号:08A0869952

Cdc25Bおよびその1,4-ナフトキノン阻害剤との錯体のナノ秒分子動力学シミュレーション 合理的な阻害剤設計との関連

Nanosecond molecular dynamics simulations of Cdc25B and its complex with a 1,4-naphthoquinone inhibitor: Implications for rational inhibitor design
著者 (4件):
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巻: 27  号:ページ: 13-19  発行年: 2008年08月 
JST資料番号: B0044D  ISSN: 1093-3263  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Cdc25ホスファターゼは多様な癌における過剰発現との相関から抗癌治療の魅力ある薬物ターゲットと考えられてきた。新しい強力な阻害剤の設計の知見を得るためにCdc25Bおよびその1,4-ナフトキン阻害剤NSC95397との錯体について水溶液中の分子動力学シミュレーションを用いて検討した。動力学的計算結果から,活性点まわりのC末端領域の出発点にある530~532残基の柔軟性がCdc25Bの触媒作用の原因であることが示された。しかし,活性サイトにおける阻害剤の結合によりMet531の側鎖との疎水性相互作用により屈曲性残基の振幅は顕著に減少した。シミュレーションの結果はまた少なくとも四個の水素結合が酵素-阻害剤錯体に含まれることを示した。中でも,Glu478の側鎖カルボキシル基と阻害剤のヒドロキシル基の一つの間の水素結合が活性点中の阻害剤を安定化する最も強い結合力であることを見出した。本結果は単一ヒドロキシル基の存在が1,4-ナフトキノン阻害剤の阻害活性に十分であるという従来の実験的推定を支持した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  分子化合物  ,  その他の高分子の反応  ,  分子・遺伝情報処理 

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