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J-GLOBAL ID:200902212391194040   整理番号:09A0295931

ロソウの根から得られるチロシナーゼ阻害ポリフェノール

Tyrosinase Inhibitory Polyphenols from Roots of Morus lhou
著者 (8件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 1195-1203  発行年: 2009年02月25日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ロソウ(Morus lhou)はチロシナーゼ阻害作用を持つとの報告があり,その作用を示す成分の構造的特徴を知るために化合物の単離と酵素阻害活性の検討を行った。ロソウの根のメタノール抽出物をカラムクロマトグラフィで精製することにより12種のポリフェノール化合物(フラバノン4種,フラボン4種,フェニルベンゾフラン4種)を単離した。このうちの一つモラシノシドMは新規化合物であった。これらのチロシナーゼ阻害評価では,母骨格に含まれる芳香族環や水酸基が無置換であると高いモノフェノラーゼ活性を示すが,置換基を導入すると著しく阻害効果が減少することが分かった。またフラボンはモノフェノラーゼのみに阻害効果を示すが,フラバノンとフェニルベンゾフランはジフェノラーゼに対しても阻害活性を示した。更にフェニルベンゾフランは基質に対して拮抗阻害し,フラバノンは可逆的遅延結合性の機構により時間依存的な阻害作用を示す。一方フラボンも時間依存的阻害作用を示すが,酵素異性化型のメカニズムに支配されていることが示唆された。
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分類 (4件):
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植物の生化学  ,  動植物,微生物のその他の産生物質  ,  生薬一般  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (12件):
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