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J-GLOBAL ID:200902212394393796   整理番号:08A0485866

金ナノ粒子を負荷したポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)-ポリ(スチレンスルホン酸)フィルム修飾電極におけるNADH(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の電気触媒酸化と,アルコールデヒドロゲナーゼを組み合わせたアルコール感知法

Electrocatalytic oxidation of NADH at gold nanoparticles loaded poly(3,4-ethylenedioxythiophene)-poly(styrene sulfonic acid) film modified electrode and integration of alcohol dehydrogenase for alcohol sensing
著者 (6件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 1307-1314  発行年: 2008年06月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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金ナノ粒子をポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)-ポリ(スチレンスルホン酸)(PEDOT-PSS)のマトリックス上に分散し,新規の改良型電極を作製した。PEDOT-PSS-Aunano電極の,β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)の酸化における電気触媒活性を研究した。PEDOT-PSS電極の電位と比較して,PEDOT-PSS-Aunano電極でのNADHの酸化による過電圧(>0.7V)の相当の減少が観察された。PEDOT-PSSマトリックス中に分散したAuナノ粒子は,NADHの酸化産物による電極表面の汚染を防ぎ,より低い正電圧(+0.04V vs. SCE)でのNADHの酸化を可能にした。この電極は,NADHの電気触媒による酸化に対して高感度を示した。さらに,アスコルビン酸,尿酸が存在してもNADHの測定を干渉しなかった。PEDOT-PSS-Aunano電極は,20日後も約95%の初期活性を保持する安定性を持ち,相対標準偏差2.8%(n=5)と測定の再現性も良好であり,直線領域も1μM~80μMと広く選択性があり(R2=0.996),実用において重要となる要素を満たしていた。PEDOT-PSS-Aunano電極が,NADHと電極間の電子移動を促進する能力を持つことに着目し,エタノールを測定する生体適合性デヒドロゲナーゼを用いたバイオセンサーを作製した。このバイオセンサーは,迅速,高感度にエタノールを定量し,良好な再現性と極めて良好な安定性を示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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有機化合物の電気分析  ,  分析機器 
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