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J-GLOBAL ID：200902212395779418   整理番号：08A1201609

Pd触媒不斉水素化におけるプロリン-誘起エナンチオ識別性:触媒は本当に中性か?

Nature of Proline-induced Enantiodifferentiation in Asymmetric Pd Catalyzed Hydrogenations: Is the Catalyst Really Indifferent?

著者 (7件)： MHADGUT Shilpa C. (Univ. Massachusetts Boston, MA, USA) ,  MHADGUT Shilpa C. (Michigan Technological Univ., MI, USA) ,  TOEROEK Marianna (Univ. Massachusetts Boston, MA, USA) ,  TOEROEK Marianna (Michigan Technological Univ., MI, USA) ,  DASGUPTA Sujaya (Univ. Massachusetts Boston, MA, USA) ,  TOEROEK Bela (Univ. Massachusetts Boston, MA, USA) ,  TOEROEK Bela (Michigan Technological Univ., MI, USA)
資料名： Catalysis Letters  (Catalysis Letters)
巻： 123  号： 1/2  ページ： 156-163  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： T0669A  ISSN： 1011-372X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 担持Pd触媒上のイソホロンのプロリン改質-不斉水素化におけるエナンチオ選択のモードを試験した。改質剤の構造及び触媒担体の化学性のような幾つかの実験因子が,水素化の結果に強く影響を与えることを示した。二次速度論的分割(secondary kinetic resolution)が,殆どの触媒で高エナンチオ選択性を得る主な理由であることが分かった。プロリン-ジヒドロイソホロン錯体と触媒との相互作用の重要性を解明する広範な試験を行った。異なった条件下で,ジヒドロイソホロンの二次速度論的分割を調べた。最初に,幾つかの(S)-プロリン改質-担持Pd触媒を用いてラセミ体ジヒドロイソホロンを試験し,次に個別のエナンチオマを(S)-プロリンの存在下にPd/BaCO₃触媒上の同じ反応に従わせた。本研究の結果は,現行実験条件下での不均一エナンチオ選択モデルの信頼できる証拠を与えた。

シソーラス用語： *不斉反応 ,  *水素化 ,  不斉触媒 ,  *パラジウム触媒 ,  *立体選択性 ,  エナンチオマ ,  担持触媒 ,  添加剤 ,  触媒担体 ,  *光学分割 ,  ラセミ体 ,  バリウム化合物 ,  炭酸塩 ,  分子認識 ,  分子構造 ,  統一模型 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  エノン ,  脂環式ケトン
準シソーラス用語： エナンチオマ過剰率 ,  *エナンチオ選択性 ,  化学構造 ,  改質剤 ,  *速度論的分割 ,  炭酸バリウム

分類 (4件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  反応の立体化学  (CF02130V) ,  ピロール  (CF07076L)

物質索引 (4件)： D-プロリン ,  プロリン ,  イソホロン ,  ジヒドロイソホロン

タイトルに関連する用語 (7件)： Pd触媒 ,  不斉水素化 ,  プロリン ,  誘起 ,  識別 ,  触媒 ,  中性