抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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土砂生産源からの保全対象まで,一貫してどのような土砂移動が起きているのか規模と質を把握し,その実態を計画シナリオに反映させるために,土砂生産域(崖錐堆積物)の特徴・分布について明らかにする斜面調査,札内川本川河道での土砂動態(土砂移動履歴)を明らかにする河川調査をそれぞれ実施した。現地調査の結果,崖錐土砂が最終氷期に堆積した周氷河堆積物期限であることを裏付ける結果が得られた。詳細な現地調査を行うことで,流域毎に設定した特徴毎での土砂供給パターンをとりまとめることができた。この土砂供給パターンを計画シナリオの計算条件として設定し,解析につなげることで,より現実に近い計画現象の設定が可能となった。