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J-GLOBAL ID:200902212401411037   整理番号:08A0490466

ビニルラジカルにおけるab initio大振幅量子トンネル効果動力学 振動の断熱的研究法

Ab initio large-amplitude quantum-tunneling dynamics in vinyl radical: a vibrationally adiabatic approach
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号: 15  ページ: 2113-2122  発行年: 2008年04月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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原子数が多い系で水素原子の移動機構を詳しく検討することは難しく,燃焼で重要なヒドリドの開放系での大振幅振動がそれに当る。そのパラダイムの5原子系ビニルラジカルにおけるHの振動を検討した。C2v平面構造での遷移状態のトンネル効果は他のすべての座標に結合するCCHの曲げ励起を含み,その障壁の高さと形状は零点での振動自由度に強く依存する。このラジカルの平面CCHの曲げトンネル座標での一次元断熱振動のポテンシャルエネルギー面をCCSD/T法で計算した。固有値とトンネル分裂をSchroedinger式の数値解で求めてこの座標で還元慣性モーメントを表現した。求めた断熱障壁高さに零点補正をした値は[Tanakaら,J.Chem.Phys.120巻,3604(2004)]の推算値とよく合った。振動励起したビニルラジカルのトンネリング動力学計算に,この零点補正ポテンシャル面を使うと赤外吸収でのCH2対称伸縮モード既報値がうまく説明できる。
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分類 (3件):
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原子とラジカルの反応  ,  アルケン  ,  分子の性質一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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