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J-GLOBAL ID：200902212401862306   整理番号：09A0786379

Tagetes erecta L.のカドミウム蓄積における硫黄の役割

Role of Sulfur in Cadmium Accumulation of Tagetes erecta L.

著者 (8件)： FENG Qian (Inst. of Applied Ecology, Chinese Acad. of Sci., Shenyang, CHN) ,  FENG Qian (Graduate School, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  TAI Peidong (Inst. of Applied Ecology, Chinese Acad. of Sci., Shenyang, CHN) ,  LI Peijun (Inst. of Applied Ecology, Chinese Acad. of Sci., Shenyang, CHN) ,  GUO Yanli (Inst. of Applied Ecology, Chinese Acad. of Sci., Shenyang, CHN) ,  GUO Yanli (Graduate School, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  FU Shasha (Inst. of Applied Ecology, Chinese Acad. of Sci., Shenyang, CHN) ,  FU Shasha (Graduate School, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Plant Nutrition  (Journal of Plant Nutrition)
巻： 32  号： 4/6  ページ： 919-928  発行年： 2009年04月 
JST資料番号： T0914A  ISSN： 0190-4167  CODEN： JPNUDS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： T.erecta(マリーゴールド)の実生を培養液を満たしたポット中で成長させ,植物体をCdCl₂溶液(Cd濃度0.1mg/l)で処理した。培養液の硫黄の濃度が増加するとシュートのCd濃度も有意に増加した。硫酸ナトリウムの葉への施用はシュートのCd蓄積を著しく増加した。植物体を35°Cで培養した場合,25°Cでの培養と比べシュートのCd蓄積は著しく少なかったが,グルタチオンまたはシステインの葉への施用は施用しない場合に比べシュートのCd蓄積を著しく増加した。高い温度(35°C)ではシステインおよびグルタチオンの合成のような硫黄の同化が妨げられ,Cd蓄積を低下させる可能性が示唆された。この現象はシステイン,グルタチオンのようなチオールを含む化合物を加えることにより緩和されるが,硫酸ナトリウムでは緩和されない。これらの結果はチオールを含む化合物がマリーゴールドのCd蓄積で重要な役割をもつことを示唆する。

シソーラス用語： *キク科 ,  *カドミウム ,  *硫黄 ,  硫酸ナトリウム ,  シュート【植物器官】 ,  葉 ,  同化 ,  生体内蓄積 ,  チオール ,  生体内分布 ,  重金属汚染 ,  バイオアベイラビリティ ,  残留性 ,  生体吸収 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： Tagetes erecta ,  *マリーゴールド

分類 (2件)： 植物栄養  (EH02060B) ,  カドミウムとその化合物  (SB05022I)

物質索引 (2件)： グルタチオン ,  システイン

タイトルに関連する用語 (5件)： Tagetes ,  カドミウム ,  蓄積 ,  硫黄 ,  役割